うさぎの皮膚に白いかさぶたのようなものができる時があります。
痛がるでなし、様子も変わったところがないが、背中や他のところにもできる事があります。
かさぶたのようなので取ってしまえばいいか、と思いますがダニが原因のことがあるようです。
人間にとっても小憎らしいダニですが、うさぎにはどんな影響があるのでしょうか。
うさぎにかさぶたができる原因
かさぶたができる原因はダニによるものだけではありません。
細菌や、軽い皮膚炎でもできる時があります。
またストレスからできる時もあるので、一概に細菌やダニだけを疑うのはよくありません。
うさぎは繊細な動物です。
また、飼育されているにもかかわらず、犬や猫のようにしっかりと確定した飼育法も決まっていません。
普段と違うものや、違う様子があれば、獣医さんに相談するのが一番と思われます。
ダニが原因でかさぶたはできる?
もちろん、ダニ、と分かる時もありますが、ダニだけが原因ではないと思われることが多いです。
多量にダニが発生しているときは、うさぎが弱っていることが多いので受診することをおススメします。
ダニを駆除するには?
清潔にしていても、ダニはどこから入ってくるか分かりません。
殺虫剤で駆除したつもりでも、無菌室でもないかぎりダニはいると思ってください。
ダニの原因になるほこりはコロコロクリーナーで取れますが、卵やダニ本体は、絨毯や繊維の奥に入り込んでクリーナーぐらいでは取れてくれないのです。
もちろん駆除は大切ですが、うさぎに無害な殺虫剤を選びましょう。
犬用のダニ駆除剤はうさぎには危険です。
うさぎにダニを寄せ付けないためにすること
人間だけで生活している時のことを考えてみましょう。
どんなに清潔に暮らしていても、ゴキブリやダニ、蚊など害虫はどこからかやってきます。
多いか少ないか、だけの問題でしょう。
清潔にすることは必要ですが、ダニだけを考えているのはよくありません。
うさぎの様子をいつも観察して、どんな具合にしているかを考えてください。
少しでも変だと思われたらすぐに受診したり、定期的に健康診断を受けるのもいいかと思われます。
まとめ
動物を飼うことの難しさが分かるのは、動物が病気になった時でしょう。
気をもみながら何でもないと分かったときの安心感と、こんなことをしていてはダメと獣医さんに叱られる後悔と。
ペットと言えど家族だというのもうなずける瞬間です。