うさぎのつぶらな瞳に見つめられると、癒されますよね。
でも、うさぎも人間と同じように目の病気になることがあります。
そのときは目薬などの治療をするのですが、デリケートなうさぎに目薬なんて難しそうだと思いますよね。
では、治療に使う目薬の種類とその差し方を覚えておきましょう。
目次
うさぎの目薬の主な種類を調べてみた
うさぎの目薬について、一般的によく処方される目薬をご紹介します。
タリビッド点眼薬
結膜炎、麦粒腫(ものもらい)または眼科手術後の感染予防などに使う。(抗生剤系)
クラビット点眼薬
結膜炎、麦粒腫などに使用。
抗生剤系、タリビッドより効力が強い。
ハオプラ点眼薬
炎症を抑える。
非ステロイド性抗炎症点眼剤
ティアローズ点眼薬
炎症を抑える。
非ステロイド性抗炎症点眼剤
ヒアロンサン点眼液
目の組織の再生用に使う。
マイティア点眼薬
人口涙液で、目の汚れを取るときなどに使う。
うさぎの目薬の差し方を教えます
うさぎに目薬を差す方法は、まず元気で歩けるうさぎは仰向けにして、飼い主の足で軽く挟んであげるとよいでしょう。
目頭のあたりに薬を入れるとうまくいきます。
ほかに、うつ伏せでする方法もあります。
背中などを撫でてあげて、うさぎをリラックスした状態にして、頭を軽く支えながら点眼します。
動き出さないように飼い主が足でやさしく挟んであげると、より安定します。
うつ伏せの場合は、目じりのあたりに薬をいれましょう。
もし、一人で無理なら一人がうさぎを抱っこして、もう一人が点眼するのもよいでしょう。
寝たきりで歩けないうさぎには、体を横向きにして点眼するとよいでしょう。
目薬を嫌がるうさぎの対処法
それでは、目薬を嫌がるうさぎは、どうすればよいでしょうか。
飼い主が緊張してしまうと、うさぎも敏感に感じて余計に嫌がってしまうので、まず飼い主がリラックスすることです。
そして、さりげなく瞼を引っ張る感じで、手早くすませることです。
眼球ではなくても白目に差すつもりですると気軽にできるでしょう。
目薬を初めて差すときに、うさぎに恐怖心を与えないことが大事です。
一度怖がらせてしまうと、次に差すときに嫌がってしまうからです。
逆さまつげがひどいので、毎日目薬(´。・_・。`)#うさぎ pic.twitter.com/U3S5dJmuu9
— さらりん (@motsunave) October 11, 2017
まとめ
うさぎに目薬を差すには、飼い主の不安な気持ちを悟られないように、そしてうさぎの様子をよく見て、怖がっているようなら無理をせず、うさぎが落ち着いてから行いましょう。