日本国内にもイノシシは生息しています。
北海道と沖縄以外に生息しているニホンイノシシ、沖縄のみに生息しているリュウキュウイノシシの2種類が居ることが確認されているそうです。
リュウキュウイノシシの数は年々減っており絶滅危惧種のレッドリストに指定されているそうです。
そんなイノシシの生態などを知っている人は少ないのではないでしょうか?
どんな鳴き声なのかもわからない人がほとんどのようです。
それでは今回は、イノシシの鳴き声や威嚇の時の鳴き声についてご紹介します!
イノシシは鳴くの!?鳴き声の意味とは!?
主に「プギッ」と鳴きますが、鼻を鳴らすときは「フゴッ」と鳴くそうです。
イノシシの子供であるウリボウは可愛らしく「キィー」と鳴きます。
成体のイノシシの鳴き声はブタの鳴き声に似ていて、イノシシは基本的に夜行性なので日中鳴いているところはあまり見ることはできないそうです。
イノシシは繁殖期によく鳴くそうです。
イノシシが威嚇している時の鳴き声は!?
たてがみを逆立てながら、「シュー、カッカッカッ、クチャクチャクチャ」と鳴き始めます。
この音が聞こえたら威嚇音なので注意しなくてはなりません。
イノシシと遭遇してしまったら、走って逃げたり攻撃したりせずにイノシシに背を向けず、ゆっくりとその場を離れます。
慌てて走りだしたり、後ろを向いて逃げてしまうとイノシシが興奮し攻撃をしかけてくれる可能性があります。
イノシシを追い払おうと石を投げたり、棒を振り上げる行為も危険です。
逆上したイノシシが襲ってくる可能性があります。
ウリボウは可愛くて見つけたら近づきたくなるのは分かりますが、近づくのは危険です。
ウリボウの近くには、親イノシシが居る可能性が高く、近づく、追いかける、食べ物を与えるという事はやめましょう!
イノシシは凶暴な動物ですが、本来は臆病で大人しい性格のようです。
しかし、イノシシが興奮していたり、晩秋~冬の発情期、分娩後、突然遭遇してしまった場合は攻撃的になっているので注意が必要です。
イノシシに似た足跡を見つけた場合も近くに居る可能性が高いので、直ちにその場から立ち去るようにしてください。
まとめ
今回は、イノシシの鳴き声についてご紹介しました。
成体のイノシシは「プギッ」や「フゴッ」と鳴き、ウリボウは「キィー」とカワイイ声で鳴くようです。
主に繁殖期に鳴くと言われています。
威嚇している時は、また別な鳴き声をあげます。
たてがみを逆立てながら「シャー、カッカッカッ、クチャクチャクチャ」と威嚇音を出します。
イノシシと遭遇すると警戒しこの音を出すかもしれません。
威嚇音が聞こえたら、直ちにその場から立ち去るようにしてください。
背を向けて逃げたり、走って逃げたら、興奮して追いかけてくる可能性があるので背を向けずにゆっくり立ち去る方が良いそうです。