冬になると外に干している洗濯物にアブが付いて困るという話をよく聞きます。
日本のアブは幼虫で越冬するといわれていましたが、冬でも比較的暖かい地域では、アブは成虫で冬を越すことができるのです。
寒いと活動レベルが下がってくるので、捕まえるのは容易にはなりますが、気づかずに洗濯物を取り込むのは嫌ですよね。
万一、部屋に入ってきたら暖かいので、活動が活発になって、もっと面倒な事になりますよ。
今回はアブが冬に洗濯物に付く原因と対策について紹介します。
アブが冬に洗濯物に付く!
アブが冬の洗濯物に付くのは?
冬にアブが洗濯物に付くのは、どうやら柔軟剤が原因との説があります。
柔軟剤の香りがアブの好きな匂いのようです。
又、紫外線を反射するもの(界面活性剤など)がアブを寄せ付けるとも言われています。
確かに冬は、紫外線が夏よりも強いです。
その他の理由としては、寒いから洗濯物の中で温まっているという説もあります。
いずれにしろ、はっきりとした原因はわかっていません。
アブが冬の洗濯物に付くとき対策法は?
原因がはっきりしていないので、対策もあいまいになりがちですが、まずは1度柔軟剤をやめてみてはどうでしょう。
効果があるかもしれません。
紫外線の反射に関しては、洗濯物を干す場所を変えてみる、などが有効かもしれません。
洗濯物の中であったまるのと言う事に対しては、対抗手段はありません。
殺虫スプレーを使ってみるのもひとつですが、一時的な効果しか期待できず、また、洗濯物にかかってしまっては元も子もありません。
つるすタイプの殺虫剤もありますが、今発売されている物は効果が期待できません。
最後は部屋干しするしかないでしょう。
また、去年までそんなことはなかったのに今年になって初めて寄ってきたのであれば、アブの生息域が近くにできた可能性があります。
アブは自然が豊かな地域に発生します。
近くに自然環境が整った場所があれば、根本対策は難しくなります。
まとめ
アブが冬に洗濯物に付く原因として考えられるのは、柔軟剤の使用、紫外線の反射、アブが寒いので温まりにくる、等です。
直接有効な対策はないので、原因と考えられるものをつぶしていきましょう