シャクトリムシという虫をご存知でしょうか?
日本では、様々な種類のシャクトリムシというイモムシが生息しております。
中には枝に擬態をしたり、肉食でカタツムリなどを捕食する種類もいるそうです。
シャクトリムシとは何の幼虫で、どれぐらいの種類がいるのかを調べてみました。
シャクトリムシは何の幼虫で、どれぐらいの種類がいるの?
シャクトリムシは、シャクガ科のガ類の幼虫で、成長すると蛾になります。
シャクトリムシの特徴は、名前にもなっている尺を測るような動きをする事で、海外ではInch worm(インチワーム)やmeasuring worm(メジャリングワーム)と呼ばれています。
インチは長さを表す単位で約2.54センチメートルで、長さを表す単位で、measuringは測定するという意味の英単語だそうで、どちらも長さに関係しており、海外でも長さを測るといった意味がある虫のようです。
シャクガには、フユシャク、カバシャク、ホソシャク、エダシャク、アオシャク、ナミシャク、ホシシャク、ヒメシャクといった亜科があり、それぞれ幼虫時代の見た目や成虫の見た目で分類されているようで、日本に生息している種類だけでも50種類以上の種類がいるようです。
ハワイ諸島では、1972年に肉食に進化したシャクトリムシが発見されたそうで、枝のように擬態して獲物となる昆虫などが通りかかるのを待ち、通りかかったら抱えるように獲物をとらえるようです。
成長すると特に変わり映えのないシャクガになるそうで、このような行動は幼虫の時期だけに行う行動だそうです。
まとめ
シャクトリムシはシャクガという蛾の幼虫で、尺を測るような動きをすることで名前がつけられたようです。
シャクガは日本だけでも50種類以上も生息しているようで、かなりの種類がいるようです。
日本だけではなく、世界中に生息しているらしいので、色々なシャクトリムシが世界には生息してそうです。