水族館のアイドルペンギンは、白黒のツートンカラーとヨチヨチ歩きに愛嬌があり、とても人気の高い生き物です。
企業グループのイメージキャラクターやCMキャラクターにも起用されて、私達の心をとても癒してくれます。
しかし少し前に、ペンギンを漢字で書くと怖いと言うのが以前ネットなどで話題になりました。
漢字が怖いとはどういう事でしょう?
ペンギンの漢字表記や、その由来などを調べてみましたのでここで紹介します。
ペンギンを漢字で書くと怖いって本当?
ペンギンの名前は、ラテン語やスペイン語の「太っている」と言う意味の言葉が、訛りなどで変化して生まれました。
では漢字で書いても、それに似た意味の漢字が使われているのでしょうか。
ペンギンを漢字で書くと「人鳥(じんちょう)」と書きます。
なんだかこれだと昔流行った「人面魚」のような不気味なイメージがあります。
しかしなぜペンギンが「人鳥」なのでしょう?
ペンギンの漢字の由来って何?
最近は滅多に使われなくなった言葉ですが、ペンギンは漢字で書くと「人鳥」になります。
なぜペンギンに「人」の文字が使われるのか、由来を調べてみました。
ペンギンを「人鳥」と書くのは、ペンギンがヨチヨチと2本足で歩くからです。
鳥なのに移動するときに翼を広げて羽ばたくのではなく、人間のように2本足で歩いて移動するので「人」の文字が使われました。
確かにペンギンは大きさや模様などが違っていても、ほとんどの種類が2本足で歩いて移動します。
鳥なのに飛べないのはとても不思議ですが、水の中を泳ぐのはとても早く上手にできます。
まとめ
ペンギンの漢字表記「人鳥」について紹介しました。
この漢字表記の由来を知らないと、「ペンギンは人の顔に似ているのか?」とか「昔は同じ人類だったのか?」などと、おかしな想像をしてしまいます。
サルでもなく鳥類なのに、人間に似ていると言うのは不思議な気がしますが、あの可愛らしいヨチヨチ歩きが人間に似ているのが由来なら安心です。
ネットで怖いと話題になっていたペンギンの漢字表記ですが、調べてみたら全く怖いことではありませんでした。