皆さんは、ペンギンを見たことがあるでしょうか。
ペンギンは主に南半球に生息する動物ですので、野生のペンギンを見たことがある人はそう多くはないと思います。
しかし、水族館や動物園ではその可愛らしい容姿でとても人気のある動物ですので、日本でも見ることはできます。
動物の生態や進化には色々と歴史があるものですが、ペンギンにはどんな歴史があるのでしょうか。
今回はペンギンの歴史、特に日本におけるペンギンの歴史についてまとめてみたいと思います。
日本におけるペンギンの歴史について!
野生のペンギンは南半球にしか存在しませんが、人間の手によって飼育されているペンギンは北半球にも存在します。
意外と知られていないことなのですが、日本には2500羽程度のペンギンが飼育されており、この数字は地球上で飼育されているペンギンの数の、4分の1を占める数字となっています。
フンボルトペンギンという種類のペンギンは、地球上に13000羽程度しか存在せず、絶滅が危惧されるほどの希少なペンギンなのですが、日本には1200羽程度も飼育されており、繁殖もうまくいっており、近頃では繁殖を抑制しなければならないほど増えているようです。
このようにペンギン大国ともいえる日本ですが、ペンギンに関する事が記載されている最古の文献は江戸時代のものとなっています。
そしてペンギンがはじめて日本に上陸したのは、1915年と記録されています。
この時に日本に来たペンギンは、東京の上野動物園で公開されたようです。
まとめ
今回は、日本におけるペンギンの歴史についてまとめてみました。
ペンギンが初めて日本に来たのが1915年なので、20世紀に入ってからということになります。
生息地が遠いため、外交でしか手に入れることができない動物なのはわかりますが、思ったよりもかなり最近だったというのが正直な感想です。
いまとなっては、ペンギンがいる動物園や水族館はさほど珍しくはありませんが、初めてペンギンが来日した当初は、現在のパンダのような存在だったのではないでしょうか。
今では当時を知る人はほとんどいないと思いますが、できれば当時の話を聞いてみたいです。