皆さんは、ペンギンを実際に見たことがあるでしょうか。
ペンギンは、動物園や水族館でとても人気のある動物ですので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
実は日本ではとても多くのペンギンが飼育されており、ペンギン大国とも呼ばれています。
飼育されているペンギンはとても多いのですが、野生のペンギンとなるとどうでしょうか。
日本には野生のペンギンも生息しているのでしょうか。
今回は、日本に野生のペンギンが生息しているかどうかについてまとめてみたいと思います。
日本に野生のペンギンはいる?
まずは、ペンギンの生息地について説明したいと思います。
ペンギンと言えば、南極に住んでいるイメージがありますが、実際には南極には2種類のペンギンしか生息していません。
ペンギンの生息地は意外と広く、南極周囲のオーストラリアやニュージーランドをはじめ、南米や南アフリカにも分布しています。
北極にもペンギンが住んでいそうなイメージですが、ペンギンは北極には生息していません。
結論を言ってしまうと、ほぼすべての野生のペンギンが地球の南半球に生息しているのです。
最も低緯度に生息している野生のペンギンは、ガラパゴス諸島に生息しているガラパゴスペンギンです。
このガラパゴスペンギンの生息域が、わずかに北半球にはみ出しているのみであり、その他のペンギンは南半球に分布しています。
つまり、残念ながら日本にはペンギンは生息していません。
日本に生息しているペンギンは、すべて人間の手によって飼育されているペンギンということになります。
日本がペンギン大国になったのは、日本のペンギンの繫殖技術が秀でているからだと言われています。
まとめ
今回は野生のペンギンが、日本に生息しているかについてまとめてみました。
日本は飼育されているペンギンがとても多く、ペンギン大国などと呼ばれてはいますが、野生のペンギンは残念ながら生息していないようです。
今では多くの動物園や水族館でペンギンを扱っているため、日本でもペンギンを見ることは難しくはありません。
しかし、どうしても野生のペンギンが見たいという方は遠い南半球の国に行くしかありません。