謎の多い生命体のカモノハシ。
鳥の様な特徴的なクチバシに、水掻きがついてる足などを見ると鳥類を思わせますが、カモノハシは哺乳類と言われています。
同じ哺乳類の人間と比べると、本当に哺乳類なのかと思うほど違いがありますが何故、カモノハシは哺乳類なのか?
どんな理由で哺乳類の仲間なのか?
意外と知らない人も多くいると思います。
そこでカモノハシが哺乳類の理由について紹介したいと思います。
カモノハシが哺乳類と言われる理由とは?
世の中には、実に多くの生き物がたくさん生存しています。
我々と同じ哺乳類の仲間もたくさんいますが、哺乳類の中でも珍しい生き物がいます。
それは『カモノハシ』です。
人間を始めとする哺乳類のほとんどが胎生で、産まれてくる時には親と同じ様な姿になって産まれてきます。
でもカモノハシは違います。
同じ哺乳類の仲間ではありますが、カモノハシは卵で産む卵生の生き物です。
卵生なのに哺乳類な理由とはどんなものがあるのか?
哺乳類とは何か?
誰もが1度くらいは耳にする哺乳類。
そもそも哺乳類ってどんな意味があるのか知ってますか?
意外と知らないのでは無いでしょうか?
哺乳類とは、簡単に言ってしまえば母乳で育てる生き物といった所です。
基本的に有性生殖をし、多くの種が胎生で母乳で育てるのが特徴と言えます。
哺は口で捕る、口に含ませる、食べ物を口に入れるなどの意味合いがあり、哺乳とは乳を口に入れると言う意味合いもあります。
カモノハシが哺乳類の理由!?
クチバシがあり卵で産むカモノハシが、哺乳類だと言われる理由は育て方にあります。
本来、哺乳類は胎生で生まれ子に母乳を与えて育てます。
ですがカモノハシは、卵で生まれるので母乳を与える事は出来ません。
なのに何故、哺乳類なのか?
カモノハシの卵は、胎内から出て約10〜12日ほどで卵から出てきます。
出てきた赤ちゃんカモノハシは、母乳を飲み育っていきます。
カモノハシの親には、乳腺がありそこから母乳を子供は飲みます。
これがカモノハシが哺乳類だと言われる理由です。
哺乳類と呼ぶ決めては何か?
カモノハシは、哺乳をしているので哺乳類と言われるようになりました。
2cmにも満たない卵を産み、お腹で温めている所が確認され卵を産む哺乳類として決められたと言われています。
研究によってカモノハシは、哺乳類の先祖から進化してきた原始的な哺乳類に近いとされています。
元を辿れば先祖は、人間と同じなのかも知れません。
まとめ
カモノハシが哺乳類に分類される理由は、母乳を与えて子供を育てるからです。
ここで誤解してはいけない事は『ある特徴を持っているから哺乳類』では無く『共通の先祖を持っているので哺乳類』と言う事です。
大きなグループで分けると、人類もカモノハシも同じ先祖を持っています。
卵で産まれてきますが、カモノハシも立派な哺乳類と言えるでしょう。