タコは種類が豊富なため、まだ食用タコとして発見されてないものも数多くあるかもしれません。
なので、食用タコは何種類あるのかを正確な数字で表すのは、正直厳しい話になります。
ただ、12科の中で、食用タコとして重要視されてるのはマダコ科のみです。
そして、マダコ科の中でも、代表的な食用タコは限られています。
今回の記事では、主な食用タコを5種類程記載させていただきます。
スーパーなのでよく見かける5種類のタコが、代表的な食用タコと言っていいと思います。
ちなみに日本は、世界の食用タコの半分以上を食べていると言われています。
なので、日本で多く流通してるタコは世界でも多くのシェアを占めてることになります。
では、その5種類とはどんなタコなのかをさっそく紹介していきたいと思います。
食用タコの種類について!
代表的な食用タコは、「マダコ」、「ミズダコ」、「イイダコ」、「ヤナギダコ」、「テナガダコ」です。
それぞれの簡単な特徴を下記に記していきたと思います。
マダコについて
体長は約70センチほどで、タコといったら「マダコ」とイメージする人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、日本で消費されるタコの約8割がこの「マダコ」です。
こちらは年中出回っていますが、冬~春が一番おいしい時期とされています。
薄く切った刺身や煮込みものなど、いろんな料理に使われています。
日本では、本州中部以南に生息しています。
ミズダコについて
体長は約3メートル(腕の長さもいれた場合)ほどあり、とにかく大きいタコです。
一番旬な時期は、初冬と言われています。
茹でて食べると美味しいと評判です。
北海道~本州中部北でよく獲れます。
イイダコについて
体長は約30センチほどで、小型のタコです。
一番旬な時期は冬~春です。
加熱しても硬くなりにくく、クセもないそうです。
茹でたり刺身にすれば最高です。
主に北海道以南で多く獲れます。
テナガダコについて
体長は約70センチほどで、とにかく手が長いタコです。
最近人気が出てきてるタコで、価格が高騰しています。
一番旬な時期は春~夏です。
あまり味が良くないという人もいますが、クセになる人もいるそうです。
主に北海道~九州の日本周辺海域に生息しています。
テナガダコじゃ pic.twitter.com/IYpJdAcvqP
— ゐモリノフ (@qGEZJCGROmyI0sK) 2016年1月31日
ヤナギダコについて
体長は約1メートルほどで、ミズダコに比べて硬く滑らかなタコです。
一番旬な時期は冬~春です。
このタコは茹でた状態で流通しています。
割と柔らかいと評判です。
主に北海道や三陸に生息しています。
まとめ
代表的な食用タコを記載してきました。
テナガダコが人気がでてきたりなど、その年によっていろいろと変化はありますが、やはり「マダコ」が圧倒的なシェアを誇っていました。
予想通りの結果でした。
今後もこの状態が続くと思います。
ちなみに、私もタコが大好きなので、「マダコ」はよく食べます。
美味しいです。