簡単に言えば、ほとんどのタコには毒を持っています。
タコを好んで食べる人は多いので、あまり信じられないかもしれませんが事実です。
ただ、私たち人間には無害なものも多く、今まで日本ではそんなに危険視はされてきませんでした。
ただ、ここ最近では、猛毒を持つタコも発見されてきています。
噛まれたら亡くなる可能性も十分にあります。
どのタコが危険かを知っておく必要があると思います。
なので、今回は、危険な毒を持つタコについての特集をしていきたいと思います。
目次
人間に対して有害な毒を持つタコの種類は!?
タコはとにかく種類が豊富です。
まだ、知られてないだけで猛毒を持つタコは沢山いるかもしれません。
ただ、今回はその中でも代表的なものを3つほど挙げていきたいと思います。
今から挙げるタコと遭遇したら注意が必要です。
危険な毒を持つタコその1!ヒョウモンダコについて
猛毒を持つタコの中では、かなり有名な種類のタコです。
元々は、亜熱帯地方などに生息していたのですが、温暖化の影響で海水温が上昇し、北上して日本にも姿を表すようになってきました。
体長は10センチほどなので、小型タコですが、唾液にフグと同じ毒の成分である「テトロドトキシン」が含まれていて、解毒剤が見つかっていないため、このタコに噛まれたら亡くなる可能性が高いです。
特徴としては、刺激を受けて興奮すると、体色が青い線の模様などが出るので、まだ分かりやすいです。
ただし、通常の状態は他のタコと区別がしにくいので注意が必要です。
ただ幸いなことに、こっちが何もしなければ、向こうから襲ってくることはまずないので、放っておくことが一番の対策です。
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危険な毒を持つタコその2!オオマルモンダコについて
こちらも上記で説明したヒョウモンダコと同様に、唾液に「テトロドトキシン」が含まれています。
なので、かなりの猛毒をもっているので、噛まれたらとても危険なタコです。
見た目がヒョウモンダコに似てますが、オオマルモンダコは、全てブルーの模様がリング状になっています。
ヒョウモンダコとは、その部分で見分けられています。
ただ、どっちにしろ危険なタコなので、遭遇しても無視することです。
危険な毒を持つタコその3!マダコについて
意外と思う人も多いかもしれませんが、マダコも「チラミン」という毒を持っています。
噛まれると、長い期間痛みが続くと言われています。
ただ、上記の2匹程危険視はされていませんが、十分に注意が必要です。
まとめ
マダコが有害な毒を持っていたり、噛まれたら命に関わってくるタコもいたりするので、なにかの機会でタコと遭遇しても、専門家以外の人は、気安く触らないことをオススメします。
どうしてもタコを釣りたいなど事情がある場合は、前もって調べてから行くようにしたほうが良いと思います。