日本人はイカが大好きです。
実は日本は世界第一のイカ消費国で、その消費量は世界の年間漁獲量の約2分の1とも言われています。
特にスルメイカは、日本で最も多く消費される魚介類だそうです。
スーパーやお寿司屋さんで、イカはよく目にします。
では日本にはどのくらいの種類のイカがいるのでしょうか?
日本に生息するイカは何種類くらいいるのでしょうか?
イカは全世界の浅い海から深海まで、北極から南極まであらゆる海に生息しています。
種類も多く、世界では約450種、日本では約130種生息していると言われています。
体長も、数センチから20メートルを超すものまで多様です。
日本では、イカの呼び方は地域によって異なるため、イカの種類も詳細はわからないようです。
日本人の食卓に普通に上がるイカは、せいぜい30種類ほどでしょうか。
ほとんどは、コウイカ科、ヤリイカ科、アカイカ(スルメイカ)科に絞られるようです。
コウイカ科にはコウイカのほか、シリヤケイカ、カミナリイカ、コブシメなどがあげられます。
ヤリイカ科はヤリイカのほかジンドウイカ、ケンサキイカ、アオリイカなどがいます。
ヤリイカは、北海道南部以南の日本各地、および東シナ海沿岸に多く分布しています。
ケンサキイカは反対に日本の南部、三浦半島以南に多く生息しています。
ヤリイカやケンサキイカは、高級イカとして人気あります。
刺身は柔らかく、甘みもあり絶品です。
アオリイカは、ビニールのような細長い軟骨を持っているのが特徴です。
アカイカ科はアカイカのほかスルメイカ、スジイカ、トビイカなどがいます。
日本の漁師さんが獲っているイカの中で、一番多いのがスルメイカです。
年間20万トン程の漁獲量があるそうです。
日本海側で多く獲れますが、太平洋側でも生息しています。
生鮮だけでなく、塩辛やみりん干し、さきいかなどの加工食品として人気あります。
上記の3つの科に属さないイカの中で、日本人に馴染みがあるのはホタルイカでしょうか。
暗闇で蛍のように光るのが特徴です。
富山県の水揚げが多く、富山名物にもなっています。
☆富山県のホタルイカの身投げ♪
すごいキレイ〜♡ pic.twitter.com/HqD7qCQxmm— 美♡view。 (@b1_view) 2018年10月10日
まとめ
いかがでしたか?
日本に生息しているイカは、思いのほか多いようです。
種類も生息地も多種多様です。
ただしイカ類に共通することは、淡水には生息しておらず、すべて海で生活しているということです。
旬の時期も違い、味もそれぞれ特徴があります。
イカの図鑑などで、詳しく調べてみるのもいいですね。