スーパーマーケットなどでは、たくさんのイカが売られている姿をよく見かけます。
港や市場で購入しない場合は、新鮮かどうかなかなかわからないものです。
せっかくなら、新鮮なものを食べたいですよね。
そこで今回は、イカの鮮度の見分け方やポイントを解説していきたいと思います。
イカの鮮度の見分け方とは?
イカの鮮度の見分け方としてまず注目すべき点は「旬」です。
旬のイカであれば近海で取れるため、新鮮なものが店頭に並びやすいです。
活きが良くて味も違いますので、旬のイカを選ぶのがよいでしょう。
有名なイカの旬としては、スルメイカが7~10月頃、アオリイカが秋や春頃、ヤリイカが2~6月頃です。
またイカのエンペラ(三角形の耳の部分)を確認するのも、鮮度を見分けるコツです。
エンペラに、透明感があるものが新鮮であるとされています。
イメージできるかもしれませんが、透き通るようなものは新鮮で美味しいです。
胴体の膨らみも、見分け方の1つです。
イカの胴体は、古くなってくると中の内臓ごと潰れてしまいます。
そのため、膨らみがある方が新鮮というわけです。
イカは平べったい印象がありますが、実際は膨らんでいる方が美味しいのです。
今までイカの鮮度の見分け方を紹介してきましたが、実は一番のポイントは「色」です。
イカの鮮度は色でわかる!
イカによって色自体は違いますが、どのイカにも共通することがあります。
それは「鮮度が落ちたイカは濁りのある白色になる」ということです。
イカといえば白い、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、元々イカは発色する細胞を持っていて、めまぐるしく色を変えることができます。
しかし細胞が働かなくなると、濁った白色になっていきます。
そしてさらに古くなると茶色の斑点がでてきて、臭いがするようになってきます。
この茶色の斑点は腐敗の証ですので、絶対買わないようにしましょう。
基本的に、透き通った色のイカを買うのがよいでしょう。
また鮮度を判断できる部位もあります。
それが目と皮です。
目は輝いている黒色であるほど、鮮度が高いです。
くぼんでいたり、濁った色をしていると鮮度が落ちた証です。
皮は赤黒い色をしているものが新鮮です。
新鮮なイカはツヤもあるので、黒くてピカピカしたものを選ぶのがいいでしょう。
まとめ
イカは白いというイメージがありますが、新鮮なイカは白色ではないことがわかりましたか。
鮮度の見分け方を知って、「あっ!これは美味しい!」
と言える新鮮なイカを選べるようになりましょう。