皆さんはイカが好きですか?
イカは全世界で約450種、日本近海では約130種が生息していると言われています。
イカやタコは、悪魔の魚(デビルフィッシュ)として西欧では嫌われていますが、日本ではとても人気あります。
スルメや塩辛などの加工品も多く、天ぷら、煮つけ、刺身など身近な水産物でもあります。
今回はそんなイカの種類によって異なる味の特徴について解説していきます。
イカの種類によって味は違うの?
やはりイカといえば、まず思い浮かべるのは「スルメイカ」でしょうか。
お値段も安く、旬は夏から秋にかけてです。
甘みがあり内臓の味も良いので、塩辛としてよく利用されます。
お刺身にするとコリコリとしていますが、塩辛はくにくにとした食感です。
料理屋さんや、お寿司屋さんでよく見かける「槍」の形に似ているのは「ヤリイカ」です。
旬は12月~3月の寒い時期です。
ヤリイカは煮つけ、焼き、天ぷらなんでも美味しくいただけますが、特に刺身は人気です。
柔らかく、甘みがあり上品な味です。
北で多く水揚げされる「ヤリイカ」に対して、南の方で水揚げされる「ケンサキイカ」も、高級イカとして人気あります。
ねっとりとしていて甘味が強く、一度食べると忘れられない味です。
ほたるのようにお尻が光る「ホタルイカ」は炊き込みご飯、パスタあえ、定番の酢味噌和えは絶品です。
スーパーなどでは、ボイルされた姿を多く見かけます。
体が小さいので内臓ごと調理され、そのままいただけておつまみとしても手軽です。
お刺身では、身よりもゲソの方が味がいいと言われています。
イカの中で一番美味しいと人気あるのは「アオリイカ」です。
どのように調理されても美味しいのですが、やはり刺身は絶品です。
もちっとした食感で、とろけるような甘味があります。
この他「コウイカ」はお刺身にすると、身が厚く甘くておいしいです。
イカは種類によって味の特徴があるの?
イカの味の特徴としては、とにかく甘みがあって美味しいことです。
甘みが濃厚なのは、スルメイカ、コウイカ、ケンサキイカなどです。
アオリイカ、ヤリイカは上品な甘みがあります。
ヤリイカ、ケンサキイカ、コウイカはこりこりとした食感ですが、アオリイカやスルメイカは、くにくにした食感です。
自分の好みの食感や、歯ごたえのイカを探してみるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろな種類の、イカの味の特徴についてご紹介しました。
イカは高級寿司屋から、回転寿司屋まで幅広く用いられています。
イカはビタミン、ミネラル、たんぱく質を豊富に含んでおり、低カロリーでダイエット効果もあるそうです。
ただ塩分の多く含まれている加工品もありますので、注意しましょう。