バクをみてみたい!バクについて知りたい!と思っても、バクが生息する南アメリカや東南アジアに出向くことはなかなかできませんね。
日本国内でバクに会えるチャンスがあるのが、動物園です。
しかしながら、日本の動物園の全部がバクを飼育している訳ではありません。
ここでは、バクに会える動物園についてご紹介します。
日本の動物園にいるバクの種類と特徴
アメリカバクやマレーバクなど、それぞれの動物園によって飼育しているバクの種類はことなります。
ここからは、日本の動物園で飼育しているバクの種類と特徴をみていきましょう。
東京都にある上野動物園では、アメリカバクと出会うことができます。
ブラジルバクの別名を持ち、ブラジルやコロンビア、アルゼンチンなどの山地や低地林、湿地帯に分布。
草や木の葉、樹皮、果実、水草などを餌としています。
京都府にある京都市動物園にもアメリカバク(ブラジルバク)がいます。
ブラジルバクは泳ぎがとても上手な動物です。
動物園内でも長い鼻をスノーケルのように使って泳ぐシーンに出会うことができるかもしれません。
日本の北にある動物園、札幌円山動物園にはマレーバクが飼育されています。
マレーバクはアジア圏に生息するただ一つの種類で、ほかの種類のバクとは違い、白色と黒色のツートンカラー模様の体が特徴的です。
植物を食べる食性を持ち、木の葉が一般的な好みですが、果実を食べることもあります。
ベアードバクに会える動物園が神奈川県にある横浜市立金沢動物園です。
エクアドルやエルサルバドル、グアテマラ、メキシコ南部に分布しており、チュウベイバクが別名。
低地から高地までの森林や草原、沼、湿地など幅広い生息域を持ちます。
このため、低地では毛が少なく、高地では毛が増えるなど環境に適した体になります。
日本にあるそれぞれの動物園はお互いに協力し合っているため、繁殖などを目的として飼育しているバクを別の動物園に貸し出している場合があります。
バクに会うことを楽しみで訪れる訳ですから、出向く際には動物園に連絡を入れてバクの所在を確かめることをお勧めします。
まとめ
ここまで、バクに会える日本の動物園についてご紹介しました。
ここでご紹介したバクを飼育している動物園はごく一部です。
この他にもたくさんの動物園にバクはいますので、身近な動物園を訪れてみてはいかかでしょうか。