ヤギは去勢しないと、非常に荒々しくなってしまったり、繁殖時期に強い臭いを発生させたりします。
メスを追い掛け回したり、とても乱暴な行動を取ることが多いので、去勢してしまった方が扱いやすくなります。
ところで、どのような方法で去勢するのでしょうか?
その時期や費用についてもまとめてみました。
山羊の去勢をする方法
山羊の去勢の方法ですが、一番簡単な方法はゴムバンドを使った方法です。
簡単に説明すると、睾丸をゴムで縛ることによって萎縮させることになります。
これで、生殖機能がなくなるので、去勢されたことになります。
方法はゴムでしっかりと睾丸を縛るだけで、約一ヶ月で効果が出ます。
これがポピュラーな方法となっていますが、獣医さんに頼み、手術をしてもらうという方法もあります。
これは、他の動物と同じように麻酔をしながら去勢手術をすることになります。
ヤギの去勢に適している時期
ヤギの去勢の時期ですが、ゴムバンドを使った去勢をするのであれば、産後三週間くらいがベストです。
小さい時に行うことで、作業やヤギにかかる負担を軽くすることができます。
成功率も高くなるので、とにかく子ヤギのうちに行うというのがポイントです。
時期を逃してしまうと、手術以外に方法がなくなってしまいます。
手術をする際の時期ですが、獣医さんの考えによって異なりますが、二ヶ月か四ヶ月の早い時期に行ったほうが良いという意見が強いです。
ヤギの去勢に必要な費用
ヤギの去勢の費用についてですが、ゴムバンドを使った方法であれば、輪ゴムの費用だけになりますので、ほとんど無料ということになります。
しかし、手術になると、獣医によっても異なりますが五万円前後と考えるのが標準です。
手術だけではなく、後のケアも必要になりますので、ある程度の費用が必要です。
まとめ
ヤギの去勢をすることによって、ヤギを飼育しやすくなるようですが、やはり早いうちに決断するということが重要ですね。
ヤギにとっての負担や影響を考えてみると、子ヤギが生まれる時点である程度のプランを立てておく方が良いですね。