プレーリードッグに興味を持つと、飼育したい!と思う方もでてくるでしょう。

プレーリードッグ自体が比較的珍しい小動物であるため、飼育している人は多い訳ではありませんが、許可などは必要なのでしょうか。

プレーリードッグの飼育許可について調べてみます。

プレーリードッグ 飼育 許可

プレーリードッグに飼育許可は要るの?

現在、プレーリードッグは輸入禁止措置がなされているため、入手自体が困難な動物です。

ペットショップで入手することもできますが、価格帯は25万円前後と高級なペットとなりつつあります。

以上のように入手難易度は高い動物ですが人気が高く、ペットにする人もいるといいます。

現在、輸入規制はなされていますが、飼育に関する規制はなされていません。

高額であるという難点はありますが、ペットショップで購入することができれば問題なく飼育することができます。

スポンサードリンク

繁殖、という観点になると話は少し変わってきます。

輸入禁止措置により、国内で販売されているプレーリードッグは日本国内で繁殖したもののみです。

しかし繁殖はけっして易くはなく、なかなか大量に繁殖させるのが難しいのが実情です。

プレーリードッグの繁殖期は1~4月ですが、繁殖の成功率はそこまで高くありません。

妊娠してから出産まではおよそ一カ月と短め。

一度の繁殖で生まれる赤ちゃんは3~7匹ほど、と言われていますが、実際に成長するのはもっと少ない数でしょう。

育児放棄やストレスなどの要因で亡くなってしまうことは珍しくないからです。

まとめ

プレーリードッグを取り巻く環境、歴史は一言では片づけられない複雑なものがあります。

かつては害獣扱いされ、残酷な方法で駆除され、果ては捨てられてしまったプレーリードッグもいます。

現在こそプレーリードッグは希少であり、愛らしい小動物として人気ですが、私たち人間による行為の結果であることを忘れてはなりません。

種類によっては絶滅危惧種に指定されています。

どの動物にも言えることですが、ペットとして飼育する以上、最後まで責任を持って飼うべきでしょう。

スポンサードリンク