うさぎは、童話や絵本などで世界中の人々に愛されています。

その愛くるしい姿、フワフワの毛皮、思わず抱きしめたくなりますよね。

最近はペットとしても大人気です。

うさぎはとてもデリケートでストレスにも弱い動物です。

特に弱いのが、暑さです。

うさぎも人間と同じように、熱中症になってしまうのです。

それでは、うさぎの熱中症の症状と対処法について見ていきましょう。

うさぎ 熱中症 症状 対策

うさぎの熱中症!?それってどんな症状なの?

うさぎの熱中症。

その主な症状は、ぐったりして呼吸が浅く、速いというものですが、まず飼い主が熱中症かどうかの判断をするには、からだを触ってみましょう。

熱中症なら体温がとても高くなっています。

そして耳を触ってみると、耳の中が赤く、熱くなっています。

うさぎは耳で体温を調節しているので、体内の熱を逃がそうとしているのです。

そのほか、食事や水をとらない、目がうつろになる、よだれを垂らしている。

最も重症な場合は、意識障害を起こして気絶している状態です。

そうなると、とても危険です。

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うさぎが熱中症に!対策が知りたい!

うさぎが熱中症になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。

まずは、冷房のきいた部屋に移し、冷たいタオルで体を拭いてあげましょう。

そして、耳を触って温度を確かめて、まだ熱いようなら何度も拭きましょう。

それでもなかなか熱が引かないようなら、直接うさぎのからだを水につけます。

水がすぐにぬるくなるので何度も水をかえてください。

からだを思うように動かせないので、溺れてしまわないように、しっかりからだを支えてあげましょう。

そのとき耳に水が入らないよう充分注意してくださいね。

意識を失っていないようなら、スポイトを使ったり、ティッシュに水をふくませて口元に持っていったりして、水を与えてみましょう。

人間用のスポーツドリンクを少し薄めて飲ませてみてもOKです。

以上、ここで紹介したのは、一時的な対処方法です。

必ず動物病院に連れて行きましょう。

まとめ

熱中症はとても怖い病気です。

夏場は普段から部屋の温度を20度から25度に保ち、直射日光の当たらない場所にケージを置いてあげましょう。

また、平熱を知っておくことも大事です。

少しでも様子が変だと感じたら、上記のような対処をしながらすぐに動物病院に電話をすることです。

病院で待たされるかもしれないので、熱中症かもしれません、と伝えておくとよいでしょう。

大切なパートナーを守るために、こまめなお世話を心がけましょう。

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