うさぎの大好物と聞いたら、人参を思い浮かべる人も多いでしょう。
バックス・バニーは、いつも人参をかじってますものね。
しかし世界には、野生のうさぎがたくさんいます。
野生のうさぎ達は、何を食べているのでしょうか?
調べてみたいと思います。
野生のうさぎの食べ物は?
野生のうさぎの食べ物は、草や樹皮ですが種類によって少しずつ違ってくるようなので、種類ごとに見ていきましょう。
まずは、日本の野うさぎです。
エゾユキウサギ、日本野うさぎ、は草や木の葉、樹皮を食べます。
面白いのは、エゾナキウサギで植物の葉や樹皮の他に花やシダ、キノコも食べるそうです。
アマミノクロウサギは、草の他に木の実や果物、椎の実も食べるそうです。
次に世界の、野生のうさぎの食べ物を見ていきましょう。
ホッキョクウサギは、あまり草が生えていなところに生息しているため、雪で埋もれた草を掘って食べています。
苔なども食べていたり、凍った魚や罠にかかった動物などを、食べている目撃例もあるそうです。
その他の世界の野うさぎは、だいたい草や樹皮を食べているようですが、ヨーロッパ穴うさぎは、人間が栽培している植物も食べてしまうため、害獣扱いされることもあるようです。
オーストラリアでは、1859年にトーマス・オースティンなる者がイギリスから、24匹の穴うさぎを送ってもらい、うさぎ狩りをするために野に放ってしまいました。
うさぎは、オーストラリアの環境に適合して爆発的に増えました。
今では、この24匹の放たれた穴うさぎはオーストラリア全土で8億匹に増えてしまい、オーストラリアで穴うさぎは害獣とみなされています。
オーストラリアの件は、うさぎが悪いのではなく連れてきた人間が悪いと思うのですが、人が栽培しているものや、うさぎが掘った穴に人が落ちることがあるので、害獣扱いされています。
まとめ
野生のうさぎは、野うさぎも穴うさぎもやはり主食は草でした。
種類によっては少しづつ違うようですが、基本的には草を食べていますね。
穴うさぎは人間の栽培しているものを食べてしまう為、しばしば、害獣扱いされてしまします。
しかし、それは人間のエゴというところも多いように思われます。
うさぎと人間が上手く共存できたらいいですね。