コヨーテという動物を知っていますか?
日本には生息していないので知らない人も多いかもしれません。
狼も日本では絶滅してしまい動物園でしか見ることができないので、見たことがないという人の方が多いかもしれません。
狼と聞くと、人も襲ってしまい怖いというイメージも大きいかもしれませんね!
そんな狼とコヨーテはどのような違いがあるのでしょうか?
それでは今回は、狼とコヨーテの違いやどちらかが相手を食べてしまうのかについてご紹介します!
狼とコヨーテは似てるの!?違いは?
狼とコヨーテは、ともにイヌ科イヌ属に分類される動物で、狼は昔は日本やヨーロッパ全域、北アメリカ南部にも生息していましたが、今では北半球全域に広くわたって生息しています。
コヨーテは、北アメリカ大陸のみに生息しているようですが、狼以上に広く生息しているようです。
最近では、狼とコヨーテの繁殖が進んでいるようです。
狼とコヨーテが繁殖を行っても子供にはなんの問題もなく健康な子供が生まれてくるそうです。
ヒョウ属のトラとライオンを人工的に繁殖させて、ライガーやタイゴンという子供が生まれてきますが、その子供に繁殖能力はないようです。
馬とラバの間に生まれるラバにも繁殖能力はないようです。
しかし、狼とコヨーテは繁殖能力があり、人工的に行わなくても自然に繁殖行動が行われるそうです。
アメリカアカオオカミという種類の狼がいますが、狼とコヨーテの交雑種ではないかと言われています。
狼がコヨーテを食べてしまうって本当!?
コヨーテはアメリカ大陸に生息していますが、先住民族には「精霊」として神格化されていたそうです。
コヨーテはペアや小規模な群れで行動することが多いようです。
そして狼とコヨーテは繁殖することもあるのですが、狼がコヨーテを食べてしまうこともあるそうです。
1匹で行動していたコヨーテが餌に夢中になり食べていたところを狼が遠くで見ていて、コヨーテが食べていた餌ではなくコヨーテを襲って食べてしまったという話もあるくらいです。
まとめ
今回は、狼とコヨーテの違いなどについてご紹介しました。
狼とコヨーテは同じイヌ科イヌ属に属する動物で、繁殖行動を行うこともあるようです。
繁殖能力が高いので同じ狼同士やコヨーテ同士でなくても行うことができるようです。
しかし、狼がコヨーテを食べてしまうこともあります。
狼の方が体が大きくコヨーテが1匹で行動していたら、狼に勝つことはできないかもしれませんね!