動物の侵入口が無さそうな屋根裏から、動物が走り回る足音が聞こえてきませんか?
ネズミよりも大きそうな動物の足音が聞こえてきませんか?
屋根裏から異臭がしませんか?
それらはひょっとしたらイタチの仕業かもしれません。
イタチはどこから屋根裏に侵入しているのでしょうか。
イタチは小さな隙間から室内へ侵入!
イタチは日本に多く生息しているニホンイタチは、沖縄県を除く日本全土に生息しており、外来種のチョウセンイタチは西日本に多く生息しています。
体長はオスが約27センチ~40センチ、メスが16センチ~25センチ。
3センチほどの小さな隙間や穴があれば侵入することが可能です。
冬は冬眠しないで1年中活動しており、昼夜関係なく活動します。
その為、特に冬は寒さから逃れるために温かい屋根裏に侵入しやすいようです。
屋根裏へは下記のようなところから侵入するようなので、一度、家のチェックをしてみるといいかもしれません。
- 縁の下から侵入し、壁間にある断熱材を通り抜けて屋根裏に侵入する
- 屋根のちょっとした隙間
- 通風口や換気扇などの室内と外が直接つながっているところ
- エアコン導入部分の配管と穴のパテ処理をしていない隙間
- エアコン用のホース用の穴
- 排水パイプ
- 壁にあいた小さな穴など
屋根裏に侵入したイタチは、屋根裏にある断熱材を使って巣を作ります。
なので、屋根裏の断熱材はボロボロになり、断熱材の役目を果たすことが出来ません。
イタチの習性として一度建物内に侵入してしまうと、繁殖を繰り返したり毎年やってくるようです。
またイタチは雑食性の動物なので、糞がとてもくさいにおいを放ちます。
そこから害虫がわいてきたり、建物自体が腐食する原因にもなりますので、イタチに侵入されたら屋根裏から速やかに追い出し、糞の始末もしっかりと行わないといけません。
まとめ
イタチは3センチほどの隙間から侵入することが可能なので、一度家の壁や屋根や排水管やエアコンの導入部など小さな隙間が無いか確認をすることをおすすめします。
また、イタチは一度侵入されてしまうと繁殖を繰り返したり、昼夜関係なく活動をするので夜中に天井でドタドタと動き回って睡眠を妨げたりします。
それだけではなく、イタチが走り回ることで天井に穴が開いたり歪んでしまうこともあるようです。
そしてイタチの糞尿がたまると強烈な悪臭が家の中に充満したり、建物を腐食させることにもなったり、家の中の食材や生ごみなどを荒らされたり、雑食性からペットなどの食害にあってしまうことがあります。
イタチの存在に気が付いたら、速やかに専門業者に依頼して駆除することをおすすめします。