夜中に、動物が天井裏を走り回るような音がしませんか。
変なにおいが天井裏からしませんか。
それはイタチによるものかもしれません。
イタチの糞は他の動物に比べかなりにおいがきついので、ほおっておくと建物自体が傷んで資産価値が下がってしまう恐れがあります。
イタチの退治方法は?
イタチの退治の方法について考えてみます。
まず、イタチは鳥獣保護法により許可なしに捕獲・駆除することが出来ません。
なので、捕獲・駆除する退治方法は出来ないので、天井裏から追い出す方法のみとなります。
また、イタチは一度天井裏に巣を作ると毎年繁殖にやってきますし、一度追い出してもまたやってくるとても厄介な動物です。
追い出したとしても、イタチが侵入出来ない対策をしない限りは同じことを繰り返すこととなります。
金銭面に余裕があるなら専門業者に依頼することをおすすめしますが、自分でイタチを駆除する方法は以下のとおりとなります。
- イタチが好む魚肉ソーセージや果物などを仕掛けた捕獲器を設置する(オスに限り捕獲期間内なら届けを出せば狩猟免許がなくても大丈夫です)
- 忌避剤を使用する
- 光を当てる
バルサンは有効なのか?
バルサンはイタチに有効なのかというと、気密性の高い天井裏なら煙とニオイでイタチを追い出すことは可能です。
ただし、バルサンを使うデメリットとしては
- 気密性の低い天井裏だと煙がすぐに部屋の外に流れ出てしまって効果が出にくい
- イタチ以外のムカデやゴキブリなどの害虫が降りて来る可能性がある
- 狭い空間では使用できない
まとめ
バルサンによるイタチを天井裏から追い出すには有効性がある方法ですが、電子機器などに薬剤が付かないようにしたり、気密性の低い天井裏なら隙間を埋めるなどの準備をする手間があり、イタチを追い出したあとのイタチが侵入しないようにする対策をしなければなりません。
バルサンを焚くことにより、イタチ以外の害虫が降りてくるデメリットを考えると、一時的にイタチを追い出すには有効性が高い方法ですが、出来ることなら専門業者に依頼した方が良いと思います。