ニホンアナグマは、北海道を除く、本州・四国・九州に分布しており、山地の森林や里山などに生息しています。
イタチの仲間ですが、見た目は、タヌキに似ています。
そんなニホンアナグマの鳴き方は、一体どんな鳴き方なのでしょうか。
詳しく説明していきたいと思います。
ニホンアナグマの鳴き声は?
あまり知られていないニホンアナグマの鳴き声ですが、オスがメスに対して、求愛している場面では、「ビルビルビル・・・」という鳴き方をするそうです。
また、身の危険を感じて、相手を威嚇するときには、「ギューッ」「シャー」という風に鳴くようです。
「キューン」と鳴くこともあるそうで、その姿はとても可愛いですよ。
春から夏にかけては子育ての時期でもあり、夏になると子どもを巣穴の外に出すようになります。
秋になると、子どもは親と同じくらいの大きさまで成長します。
冬眠に備えて食欲が増進し、体重が増加するようです。
そして、秋に親離れの時期を迎えます。
よく二ホンアナグマに似ているとされている、「アライグマ」の鳴き声は「クルルル」「クックックッ」「キユー」「キュッキュッ」と小刻みに鳴いて、「タヌキ」は「キュウーン」「クーン」と鳴くと確認されています。
耳で聞いただけでは、判断が難しいかもしれませんね。
その場合は、姿を現すのを待ってじっくり観察してみてください。
まとめ
二ホンアナグマの鳴く姿を見られるといいですね。
鳴き方も少し、タヌキに似ているかもしれませんね。
日本では、ニホンアナグマとタヌキの両方を「ムジナ」と呼んで混同されることが多いそうです。
主に、森林地帯に生息していますが、人里におりてきたアナグマは、家屋の床下などにすみつくこともあるそうです。
穴を掘る習性があるので、木の根元などに大きな巣穴を掘ります。
そこにいくつかの部屋を作るそうです。
巣穴では、5~6匹くらいで生活をします。
雑食性なので、農作物への被害も報告されており、可愛いだけではないのですが、何か鳴き声が聞こえてきたら、耳を澄まして、じっくり聞いてみてください。