タヌキによく似ているアナグマ。
アナグマは、比較的、獰猛な性格をしているといわれています。
愛らしい姿からは想像つきませんが、動きのあるものに噛みついてしまいます。
また、タヌキと似ている点としては、亡くなったフリをして逃げるタイミングを伺うところです。
驚いた時も意識のないフリをして、薄目を開けて様子を伺うのです。
面白いですよね。
そんなアナグマは、飼育には向いているのでしょうか。
また、飼育のための許可は必要なのか、詳しく説明していきたいと思います。
アナグマの飼育許可は必要?
アナグマを飼育したいとなったとき、許可は必要かというと、希少野生動植物種では、禁止されていないので飼うことは、問題なさそうです。
小さいころから飼うと、ペットとして一緒に生活をすることができるかもしれませんが、「ため糞」と呼ばれる排泄方法をとるので、匂いがきつく、爪も鋭いため、ペットとしては向いていないかもしれません。
アナグマは、人を見つけて、近づいてくることがあるので、人懐っこい性格だと思われがちですが、実は、それは、視力が弱いために近づいてくるそうです。
穏やかな性格というよりは、獰猛な性格だそうです。
まとめ
アナグマと人間との共存は、生態を知ると、非常に難しいことがよくわかります。
アナグマは土の中に穴を掘って巣穴を作って生活していて、縄張り意識も非常に強いので、人間と一緒に生活するとなると結構なストレスがたまります。
夜行性という点も、人間にとっては、健康的な生活を送るためには、合わせるのは難しいかもしれませんね。
また、獰猛な性格ともいわれていますから、人間にとって安全なペットとは言い切れないと思います。
アナグマは、可愛いので、ペットにしたいと思う方も多いと思いますが、人間と共存というよりは、自然の中で暮らした方がアナグマにとっては良さそうですね。
ただ、ペットとして小さいころからアナグマを飼っていて、飼い主にとてもなついて、甘えてくるような性格になったという話もありますから、飼う場合は、生態をよく理解した上で飼ってみてはいかがでしょうか。