うさぎと聞くと、耳が長くて野原をかけているイメージを持っているでしょうか。
それとも家の中で、おとなしく過ごしている姿でしょうか。
野原をかけているイメージが、野うさぎというイメージという方も多いかもしれません。
今回はうさぎとはいっても、野うさぎとうさぎの違いに焦点を当ててまとめていきたいと思います。
野うさぎとうさぎの違いはこんなところにあった!?
野うさぎとうさぎを比べるのに、野うさぎと飼いうさぎの違いとして考えていきたいと思います。
飼いうさぎと野うさぎについては、成長したときに見た目としての違いや、生活環境等のライフスタイルの違いが出てきます。
まず体の違いに着目したいと思いますが、野うさぎは野山を生活の基盤としていますので、その野山を駆け回っています。
そのため、脚力をはじめとした筋肉が発達していて、体も大きく贅肉とは程遠いです。
一方、飼いうさぎは、野原を駆け回るようなことはないので、体つきは丸みを帯びています。
また、野生を生きる野うさぎは、常に危険がまわりにあります。
身を守るため、様々な感覚器官が発達しているので、周囲の状況や変化を敏感に感じ取るため、大きくて長い耳をしています。
一方飼いうさぎの方は、危険が回りにあるわけではないので、耳の発達はあまりしていません。
そのため、短い形をしています。
体毛も野うさぎは季節の変化で色が変わりますが、飼いうさぎではかわることはありません。
ライフスタイルの違いとしては、日本の野うさぎは巣穴を掘るような習性がありません。
一方飼いうさぎは、元々穴うさぎと呼ばれていたように、地面に穴を掘って生活しています。
野うさぎは生まれてすぐに、活動的に動きます。
身の回りに危険があるためです。
一方、飼いうさぎは、その心配もありませんから、眼や耳も閉じているのです。
まとめ
うさぎなので、見た目はそこまで変わらないのではないかと思っていましたが、野うさぎと飼いうさぎでは全然違います。
私たちが想像するウサギは、ヨーロッパが原産の買いうさぎをイメージしていることが多いようです。
ピーターラビットが世界的に有名な絵本であるように、あのイメージがついてしまっているのでしょう。
日本の野うさぎは、愛らしい様子というよりは、野生をたくましく生きているかっこいいうさぎといえそうです。