モモンガの飼育をするにあたり、知っておくべき大切なこととして、完全夜行性の習性が挙げられるでしょう。
基本的には昼間は巣穴で眠り続け、夜になると活発に活動を始めるそうです。
できるだけ静かで生活音なども少ない落ち着ける場所にケージを設置するのはもちろんですが、気温の変化が大きかったり直射日光があたる場所も避けた方がいいでしょう。
モモンガがストレスなく生活するために注意する点のうち、照明などの扱いについてご紹介します。
モモンガの飼育!夜、電気はどうしたらいい!?
モモンガの飼育に置いて重要で気を付けるべき点は、夜行性であることと寒さに弱いことであるそうです。
目が夜光性動物らしくまん丸で大きく、わずかな光でも物が見える仕組みになっているのですね。
また、雨天時や気温が下がっている時には、夜もあまり活発に動かず休眠状態になることもあるのだとか。
その場合には平均13時間程度は寝ている状態になるそうです。
個体差はありますが、夜になって部屋の電気を消して暗くならないと動き出さなかったり、日中に人間のタイミングで構おうとして噛みつかれたりすることがあるため、なるべく自然下と同じような照明環境にすることが必要になるでしょう。
そのため、基本的には、夜には電気を薄暗くしておくのがベストです。
かわいい姿を見たいと思ったのに昼間は寝ているだけだし夜は明るくできないし・・・と思われるかもしれませんが、モモンガの生態を最優先して、無駄なストレスなどを感じないような環境を作ってあげるのがいいですね。
まとめ
夜行性であるモモンガの習性を第一に考え、野性の状態に近づけるよう、夜間の照明は薄暗くしておくのがいいようです。
同時に強い紫外線や急激な温度の変化にも弱いので、直射日光が当たらず家電などの音の影響が少ない場所にケージを置くことも必要になるでしょう。
ただし、あまり神経質になりすぎると何のためにモモンガを飼っているのかわからなくなりますので、最低限度人間が寝る時は必ず部屋を暗くすることから始めると楽かもしれませんね。