皆さんはペンギンという動物を知っているでしょうか。
日本でも、多くの水族館や動物園などで見ることができるため、知っている人がほとんどでしょう。
ペンギンは、その見た目からは想像もつきませんが、鳥類に分類されます。
鳥類と言っても、ダチョウなどと同様に空を飛ぶことはできません。
野生のペンギンは地球の南半球で、陸上と海の中で生活をしています。
鳥類なので、地上で生活ができるのは納得できます。
しかしなぜペンギンは、海の中で生活ができるのでしょうか。
水中で息をすることができるのでしょうか。
今回は、ペンギンが海で生活ができる理由についてまとめてみたいと思います。
ペンギンはなぜ海で暮らすことができるのか?
ペンギンはとても泳ぎがうまく、潜水もできますが、水中で呼吸ができるわけではありません。
ペンギンは陸の上でも生活をしているので、肺で呼吸をしています。
魚のように、エラで酸素を取り込むことはできません。
ですので、私たちが水泳をするときと同じように、息継ぎをしながら水中を泳いでいるのです。
しかし、ペンギンは体の構造上、私たち人間よりもより多くの酸素を体に取り込むことができます。
多少の個体差はあると思いますが、長く潜れるペンギンですと、10分程度の潜水も可能なようです。
ペンギンの体は、酸素を無駄に消費しないような構造になっており、これが高い潜水能力に結びついています。
また、寒さにも強いからだなので極寒の地であっても水中での生活ができています。
いろいろな種類の脂肪や皮で、構成される五層の体層が高い保温効果を生み出すそうです。
まとめ
ペンギンは水陸両方での生活が可能なため、水中での呼吸ができると思っている方もいるかもしれませんが、実際は息継ぎをしながら生活をしています。
水中で呼吸ができないにもかかわらず、海での生活が可能なのはペンギンの身体が、私たちが思っている以上に呼吸が高性能なことに起因します。
ペンギンはとても可愛らしい見た目をしていますが、見かけによらずとてもすごい能力をもった動物なのです。
見た目とからは想像もつかないすごい能力をもった動物は、ペンギンだけではありませんので、興味のある方は調べてみてください。