アレルギーや喘息の原因の一つとして、ダニが挙げられますが、正確には生きているダニではなくて“ダニの死骸と糞”が良くないのです。
ダニが一番活動的になる時期は、一般に梅雨時期から秋口と言われます。
ところが、冬になったからといって安心しては駄目なのです。
今の住宅は冬場も暖房器具と気密性の高さから、適度な温度と湿度があり、冬でも押し入れやクローゼット、カーペットや布団でダニは生きています。
冬と言っても、布団は私達の汗でかなりの湿気を帯びたりしますし、一日の三分の一は布団の中で過ごすのですから、少しでも快適にしたいですよね?
今回は冬場の布団干しについてのお話です。
冬場にダニ退治のため布団を干すのは良いこと?
冬場は、外に布団を干すと布団が冷たくなりますよね。
寒い時の布団干しって効果があるのかな?
と思われる方もいらっしゃるのでは。
そもそも布団を干す理由といえば
- ダニを退治する
- 殺菌のため
- 乾燥させてフカフカにしたい
- 臭いを取り除く
といった感じではないでしょうか?
冬は寒いから、布団干しには良くないと思われそうですが、冬でもちゃんと効果があるのです。
布団が乾燥するためには、
- 日差しがあり
- 空気が乾燥していて
- 適度に風が吹いている
この3つが大切ですので、気温はあまり関係ありません。
それから、ここが一番大切ですが、「布団を叩かないこと」これが重要です。
布団を叩いても中のダニが表面に出てくるだけですから、衛生上よくないです。
人によっては、かえってアレルギー症状の原因となります。
また、布団を干す時間は1~2時間程度と思っていてください。
長すぎると逆に、外気の湿気を吸収してしまいます。
布団は叩かず、干し終わったら布団用の掃除機をかけるとより一層効果的です。
どうしても外に干せない時、布団乾燥機を上手に利用することはおすすめです。
冬場は布団も温まるし、スッキリ乾燥してフカフカのお布団で気持ちよく寝られます。
しかも、アタッチメントを替えると靴やブーツも乾かせて便利です。
まとめ
冬場の布団干しは、日差しと風があって乾燥していれば積極的にしたほうが良いようです。
ただし、曇や雨上がりは逆効果なので、お天気と相談しながら干してみてください。
ダニ対策にもなり、気持ちの良い布団でぐっすり眠れることは健康にも繋がります!