今やアルパカと言えば、誰もが知っている可愛い動物になりました。
そのもふもふの毛質に、可愛らしいしぐさ。
くりくりのお目目に、と見た目だけでも魅了されますが、そんなアルパカはどんな性格をしているのでしょうか？
見た事はあっても、実際どういう動物なのかを知っている人は少ないかもしれません。
見た目通りの可愛さなのか？
実は怖いのか？
アルパカの性格ってどんなの？
アルパカは好奇心旺盛で、とても賢い動物なのです。
その見た目の印象通り、温和で優しく社交的。
優しい動物にはよくありますが、少し憶病なところもあります。
草食動物で、人間に危害を加えることはありません。
そして、草食動物には珍しく綺麗好きで、トイレの場所を覚えます。
エサをくれる相手を覚えたり、世話をしてくれる人間のことを信頼し、アルパカの方から積極的に来てくれる個体が多くみられます。
争いを避け、周りと調和することも上手く、頭の良さが伺えます。
また、表情が豊かであったり、身体全体で見せる感情表現は見ている者を飽きさせません。
耳が立っている時は何かを警戒しているサイン、まるでスキップをしているように走っている時は機嫌の良いサイン。
こういった行動の意味を知ると、より可愛く身近に感じることが出来るでしょう。
動物園で会った時には、驚かせないように正面からゆっくり近づいて話しかけたり、エサをあげられるところならあげてみてくださいね。
正面から自分を見せてあげるのがコツです。
まとめ
とっても可愛く、賢く、人間とも仲良くなれるアルパカ。
残念ながら、ペットとして飼育することはまず無理だと思っているほうが良いでしょう。
アルパカは集団でいることが適しており、最低でも5頭が望ましいと言われています。
この時点で、すでにハードルは高く個人では難しいですよね。
今では動物園にたくさんいるので、しぐさや行動パターンの知識を増やし、観察してみてください。
色んな顔が見られて、より好きになるはずです。
