カマドウマのオスとメスの見分け方をご存知でしょうか?
まず、カマドウマという生き物を知らない方も多いと思います。
どのような生態で、どんな場所にいるのか?
まず、カマドウマについて知ってもらいながら、オスとメスの違いについて説明していきたいと思います。
「カマドウマ」とは?
バッタ目に属する昆虫で、見た目はコオロギに似ています。
名前の由来は、昔の家のかまど付近で多く見かけたためカマドと付き、馬は飛び跳ねる様子からウマが付けられました。
カマドウマには飛ぶ為の翅をもたないが、飛び跳ねることができる発達した後ろ脚があります。
飛び跳ねることしかできないため、不規則な動きを気持ち悪がられる方も多いと思います。
生態は、暗所に閉所、湿度が高いところを好みます。
そのため、昔のかまど付近で多く発生したのだと考えられます。
俗称、便所コオロギと呼ばれ、汚い場所に生息するイメージが強い呼ばれ方もあります。
実際は、カマドウマが好む環境が整っていた場所なだけで、汚いもの扱いするほどの生き物ではありません。
食性としては、雑食なので何でも食べます。
有機物なら何でも食べることができるそうです。
街中ではよく見かける存在ではないので、山の中へ行ったときや田舎の家へ行ったときに出会う機会があるかもしれません。
オスとメスの違いは?
オスとメスでは、見た目の違いで見分けることができます。
オスは15~21mm。
メスは12~23mmとメスのほうが大きいです。
それでもオスとメスが分かりにくければ、捕まえて腹部を見てください。
メスには腹部に長い卵管があるはずです。
両方とも、成虫の場合ですのであまりにも小さいカマドウマでしたら、分かりにくい可能性もあります。
生態や生息域については、オスとメス変わりはありません。
食性にも差はありません。
まとめ
オスとメスの違いが分かりましたか?
少し、メスのほうが大きい傾向があります。
カマドウマは害虫として扱わることが多いようですが、実際は私たちに悪さをすることはありませんので安心してください。
もし、カマドウマは家の中で多く見かけることがあったら、外からの侵入ルートがあるはずなので、隙間やひび割れなどから探してみてください。
オスとメスの違いが気になって、参考にしていただけたら幸いです。