うさぎは、高温多湿な環境や低温が大変苦手な動物です。
うさぎは「基本的にお風呂には入れてはいけない」といわれるように、出来る限り体毛を濡らすようなことは避けたほうが良いといわれています。
とはいえ、飼育しているとどうしてもお風呂に入れなければならないこともあります。
そのようなときは、短時間でデリケートに洗ってあげることが大切であるとともに、短時間で乾燥させてあげることも大切になります。
短時間で乾かすとなるとドライヤーを利用するのが一番だと思いますが、ドライヤーを利用する際にはいろいろと注意が必要です。
うさぎにドライヤーと使う場合は十分な注意をしましょう!
高温多湿な環境や低温に大変弱いうさぎは、体が汚れてしまった場合においても小動物用のウェットティッシュや、固く絞った温タオルなどで優しく汚れを拭きとってあげ、出来る限り水に濡らさないようにすることが大切です。
ですが、どうしてもそうした方法では汚れを取ることが出来ず、不潔な状態を解消できない場合には、やはりお風呂に入れなければならない状況になってしまうこともあります。
うさぎをお風呂に入れてあげる場合の注意点といえば、まず短時間で汚れを落としてあげること、体温より1度程度高い40度程度のお湯で優しく洗ってあげること、そして汚れを落とし終わったあとは、乾いたタオルなどで優しく水分を拭きとってあげたり、ドライヤーなどを使って速やかに体毛を乾かしてあげ、体温の低下を防いであげることが大切です。
体毛を乾かしてあげる際、乾いたタオルで優しく拭きとってあげるだけで、しっかりと水分を除いてあげることが出来ればよいのですが、実際にはそれだけでは水分を全部拭きとることは難しく、どうしてもドライヤーを使う場合が出て来ます。
ドライヤーを使うこと自体は問題ありませんが、ドライヤーは意外と高温になるため、人間と同じようにうさぎにあててしまうと、高温に弱いうさぎは弱ってしまいます。
ドライヤーを使うときは、常に温度に注意をして、自分の手で確認しながら優しく乾かしてあげることが大切です。
まとめ
うさぎはデリケートな動物ですので、お風呂に入れたり、ドライヤーを使ったりすることは出来る限り避けたほうがよく、どうしてもお風呂に入れたり、ドライヤーを使ったりしなければならない場合は、いつも以上にうさぎの状況を見ながら優しく汚れを落としたり、乾かしたりしてあげることが大切です。