イカにも数多くの種類がありますが、ツツイカとコウイカの2種類に大別してそれぞれの英語表現についてご説明していきます。
種類によって綴りも発音も異なります。
一般的にイメージするイカを表現する場合に用いるため、イカの総称と言えます。
イカを英語で発音すると!?
まずはツツイカを表す英語表現から、綴りは「squid」と表記します。
ヤリイカやスルメイカのように身が筒状で細長いイカのことです。
読み方は「スクイッド」、発音記号は[skwíd]です。
それでは次に、コウイカを表す英語表現です。
綴りは「cuttlefish」と表記します。
コウイカは体が短く、甲が大きいイカのことです。
食用として重宝され、お寿司のネタなどにもなる高価なイカです。
読み方は「カトルフィッシュ」、発音記号は[kʌ́təlfɪ̀ʃ]です。
イカの英語での語源について!
続いてイカの英語の語源に関してご説明します。
まず日本語のイカですが、語源には諸説あるためどれが本当なのか、はっきりとは分かっていません。
まず、一つ目の説は、イカの姿形から名付けられたとされる説で、「いかつい(厳つい)」「いかめしい(厳めしい)」の「いか」である説です。
他には、「い」が「白」を意味していて、「か」が「堅い」とする説も、イカはタコと比べて良く泳ぐことから、「いか(行か)」と呼ばれたなどなど、どれが本当のところなのかはっきりしません。
考えてみると不思議で興味深いですね。
そして、英語での語源はsquirtだそうです。
squirtは水鉄砲みたいに、水を噴き出させるような意味の擬態語のようです。
squirt gunは水鉄砲。
「チュー」とか「キュー」といった感じですね。
同じような感じ擬態語はsqeak(キーキー音チューチュー)。
きっとスミを「キュー」っと飛ばすからではないでしょうか。
まとめ
2020年開催の東京オリンピックを前に、海外から来るお友達やお客様と日本料理を共にする機会もひょっとすると訪れるかもしれません。
そんなとき料理の話で盛り上がった際に、日本人にとって馴染みのあるイカの英語表現を覚えておけば、得をしても損することはないでしょう。
美味しいものが好きなのは、世界中どこでも同じのはずです。