キツネと似た動物でフェネックをご存じですか?
とても可愛らしい顔をしていて、愛らしい動物が、キツネとは何が違うのでしょうか。
また、同じく野生動物のイタチとの違いも調べてみました。
キツネとイタチの違いとは?
キツネとイタチは見た目が全く違うので、見間違える事は無いと思います。
しかし具体的に何が違うかと改めて聞かれると意外とわからないですよね。
そこで違いをまとめてみました。
分類
キツネはイヌ科キツネ属の動物で、仲間はイヌやオオカミなどです。
それに対してイタチはイタチ科イタチ属なのです。
ペットとして人気のフェレットもイタチ科です。
大きさ
キツネは5㎏~6㎏程度で同じイヌ科のオオカミなどと比べると小型です。
しかしイタチは多くが2㎏以下なのでキツネよりも随分小柄と言えるでしょう。
顔
キツネは釣目でシャープな印象の顔をしていて、ピンと立った大きな耳があります。
イタチは鼻先が尖っていて丸くて小さな耳がついているので、可愛らしい印象に見えます。
生態
キツネは基本的にあまり集団行動はせずに家族単位で行動します。
生後半年で狩りの訓練を受けるので狩りが得意な動物です。
警戒心が強く賢いですが、好奇心も強く人にも慣れやすいです。
夜行性でネコと同じ縦長の瞳孔を持ちます。
イタチは小柄な体格ですが非常に凶暴な肉食獣です。
自分よりも大きな獣でも狩ってしまいます。
ちなみにキツネはイタチの天敵とされています。
泳ぐのが得意で水辺を好んで生息しています。
キツネとフェネックの違いとは?
続いては同じイヌ科キツネ属のキツネとよく似た見た目のフェネックですが、何が違うのでしょうか。
違いをまとめてみました。
大きさ
キツネが5~6㎏なのに対し、フェネックは1~1.5㎏と非常に小柄でチワワなどの小型犬と同じくらいです。
顔
フェネックはシャープな印象のキツネに対し、小顔でとても可愛らしい顔をしています。
特に大きな違いは大きな耳です。
フェネックといえば耳といっても過言では無いくらいに大きくて印象的です。
生態
フェネックは通常10匹程度の群れで砂漠に生息しています。
フェネックの体は砂漠で生活するのに適した作りになっていて、砂漠地帯に深い穴を掘って夜間の寒さや昼間の暑さを凌いでいます。
基本的には夜行性ですが、たまに日光浴をする事もあります。
まとめ
キツネとイタチ・フェネックの違いをご紹介しました。
それぞれに特徴があって魅力的ですね。