イヌ科の狐は世界中に生息しています。

整った顔立ちは神秘的な雰囲気を持っています。

日本でも狐は昔からの付き合いでなじみのある動物で、モフモフの尻尾やキツネ耳は狐のチャームポイントとして人気を集めています。

そんな身近な存在の狐ですが、実は日本でも様々な種類が生息しています。

今回は日本に生息している狐の種類をご紹介いたします。

狐 種類 日本

日本で暮らす狐の種類は?

狐の中でも生息数が一番多く、一般的に世界中で生息している狐をアカギツネといいます。

そのアカギツネの中で日本の北海道で生息している狐はキタキツネ本州や四国、九州で生息している狐はホンドギツネと呼んでいます。

つまり、キタキツネもホンドギツネも、そもそもアカギツネなのです。

ホンドギツネは全身が狐の色をしていて、どちらかというと犬に近い顔つきをしています。

キタキツネはさらに細かく種類が分かれていて、キタキツネ、十字キツネ、ギンギツネ、プラチナギツネ、茶プラギツネの5種類に分けられます。

この5種類についてご紹介します。

スポンサードリンク

まず、キタキツネです。

キタキツネの体は狐の色をしていますが特徴としてお腹と尻尾の先は白くて耳と足は黒いのです。

十字キツネは背中に黒い十字の模様を持っています。

個体数が多く野生でもたまに見かけることがあります。

ギンギツネはキタキツネと同じ黒い足と耳を持ちますが、体の毛は黒っぽく顔の周りや体に白い毛が混ざって銀色に見えます。

ギンギツネは野生で見かけることはほとんどない珍しい種類です。

茶プラギツネは柔らかい綺麗な毛色をしています。

こちらはギンギツネから生まれた種類で人為的に交配を繰り返すことで生まれました。

プラチナギツネの体は白金のように白く、ところどころに灰色やキツネの色が混ざっています。

こちらも同じくギンギツネから生まれた種類なのです。

まとめ

日本には色々な種類の狐が住んでいるのです。

同じアカギツネでも、それぞれ毛の色や模様の違いなど様々な特徴があります。

ホンドギツネについては、頭骨などアカギツネと違う点も見受けられるため日本固有の狐かもしれないと言われているのです。

これからの研究に期待したいですね。

スポンサードリンク