キツネは昔から人に化けたり人を騙したりする妖怪とも言われ、とても神秘的で謎に包まれた動物です。

基本的に野生動物で山から里まで神出鬼没のキツネですが、寿命はどれくらいなのでしょうか。

平均寿命を調べてみました!

キツネ 寿命

キツネの寿命はどれくらい?

キツネはとても警戒心が強く臆病ですが、一方で賢くて好奇心旺盛、人懐こい性格ともされています。

また、環境への適応能力も高く、人里や雪の積もった山など様々な場所で生きていく事が出来ます。

基本的にはイヌのように集団行動をせず、家族のみの少数で行動します。

狩猟が得意でジャンプ力があるため、小さな小動物や空を飛んでいる鳥なども容易に捕まえる事が出来ます。

野生のキツネの平均寿命は10年とされていますが、ほとんどのキツネが病気や狩猟、事故などが原因で2~3年で亡くなってしまう事が多いようです。

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亡くなる原因

キツネは小動物や昆虫などを好んで食べますが、肉食に近い雑食性であるため食べ物が無くなれば穀物や野菜なども食べます。

人里では残飯などを食べますが、与えればジャンクフードやお菓子も口にします。

しかし、この事は長らく問題となっています。

キツネは賢いので楽に食にありつけた場所は忘れないので、人間が気まぐれでジャンクフードなどを与えてしまうと再び同場所に来て餌を強請ります。

それによって道路付近に出没し、車に轢かれてしまう悲しい事故が多々発生しています。

また、餌にありつけると思っておりてきたのに餌がもらえない事はとても可哀想な事です。

それが原因で飢えて命を落とす事もあるのです。

疥癬などに感染して亡くなる例もあり、このような病気は家族の中に1人でも感染するとすぐに広まってしまいます。

このようにキツネは短い命となる事が多いですが、飼育下においては15年生きたという例もあるので、やはり環境次第といえるでしょう。

まとめ

野生動物はいずれも様々な原因で長生き出来ない場合が多いものです。

しかし人間の行動が原因でその寿命を早めてしまう事は避けるべきです。

野生動物にはそれぞれの生き方や暮らしがあるので「可愛いから」「なんとなく可哀想だから」という理由で餌をあげるのはやめましょう。

良かれと思ってした事が命を落とす事に繋がるのは悲しいですよね。

野生でもキツネが長生きできる事を願っています。

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