いつも元気なうさぎが何となく変だなと思っていたら、急に倒れてしまった、、、。
変だなと思う間もなく、亡くなってしまった。
とブログではよく書かれています。
そしてその診断に多いのは「腸閉塞」という病気です。
うさぎの腸閉塞とはどんな病気でしょうか。
防ぐことはできるのでしょうか。
調べてみました。
うさぎの腸閉塞ってどんな病気?
うさぎの腸に体毛などが詰まって、食べ物が流れなくなる病気です。
うさぎは盲腸が大きいです。
その盲腸にグルーミングなどで抜けた毛が口にはいり、大きな毛は腸に出されますが小さな毛がまた盲腸に戻り、段々と固まって詰まってしまうそうです。
腸閉塞が起こった時の症状は?
急激に胃が膨らんで激痛が起こった時は、うずくまって動かなくなります。
激痛に耐えているのでしょう。
歯ぎしりをしたり、ごはんを食べなかったり便が小さかったりします。
便に毛が混じっていることもあります。
腸が詰まるだけで亡くなることがあるの?
うさぎは体の中にいつも食べ物がある状態です。
自然界のうさぎは捕食される側の個体ですので、捕食者からいつでも逃げられるようにしておかなくてはいけません。
逃げる時間が多くて食べる時間が少なくなれば、捕食される前に自滅してしまうこともあります。
厳しい自然界のしくみから、いつも体内に食べ物がある状態に進化しました。
そのため、腸が詰まると胃も膨らんで胃液が流れなくなります。
腸が詰まる位置によっても急激に危なくなったり、段階的に病気がすすんだりします。
腸閉塞の予防法はないの?
牧草などの繊維の多い食べ物をいつでも好きなだけ食べられるようにしたり、低たんぱくの食事にしたりすることで予防になります。
小さな毛が長い間に固まったり、消化できないものを食べてしまったりするので、周りには新聞紙やタオルなどの消化できないものはなるべく置かないようにしましょう。
グルーミングは、しっかりしてやりましょう。
暇になると過剰な毛づくろいをすることがあります。
そのせいで余分な毛が体内に入ってしまいます。
まとめ
ペットとして飼われているうさぎであっても、自然界の法則はしっかりと生きているということでしょうか。
体の中には、いつも食べ物があるとは初めて知りました。
動物を飼うということは、自然界がどんな風になっているかを知る事なのだとも思いました。