バクとアリクイ、ツチブタとアリクイの違いをそれぞれまとめていきます。
これらの動物には、どのような違いがあるのでしょうか!?
違いをみていきましょう。
バクとアリクイの違いについて
哺乳綱有毛目アリクイ亜目の総称であるアリクイと、奇蹄目バク属に分類されるバクの違いについてまずは紹介していきます。
大きさはアリクイが35㎝~90㎝(オオアリクイは1mを超える個体も)で40㎏前後、バクが1.7m~2mで110㎏程度とアリクイよりもバクの方が大きいです。
体の特徴ですが、アリクイは細長い口に出し入れが自在な舌、短い毛で覆われた分厚い皮膚特徴です。
一方バクは肩よりも腰の方がやや高くなっており皮膚は分厚い。
バクは口ではなく鼻が長いのが特徴です。
アリクイは体が黒く手足が白っぽくなっている。
バクはマレーバクはアリクイと同じく黒×白、他のバクは全体的に黒っぽい色をしていることが多いです。
アリを主食とするアリクイ、一方バクは草木や木の葉などを食べる草食です。
ツチブタとアリクイの違いについて
哺乳綱有毛目アリクイ亜目の総称であるアリクイと、管歯目ツチブタ科ツチブタ属に分類されるツチブタについて違いをみていきましょう。
アリクイは先ほど紹介したので、ツチブタを紹介しながら違いをみていきます。
大きさについてですが、ツチブタの大きさは全長100㎝~160㎝なのでアリクイよりも大きいです。
体重は60㎏以上であるため体重もツチブタの方が重いです。
体の特徴についてですが、ツチブタは吻が長く、そして舌もアリクイほどではないですが長いです。
黄みを帯びた灰色の粗い体毛で全身は覆われ、頭部や尾は淡灰色や淡黄色の体毛で覆われています。
ツチブタは動物食でアリクイと同じくアリやシロアリを主に食べています。
ツチブタはアリクイと見た目の形も似ていますし、主食や生態も似ています。
どちらも夜行性で単独で行動することが多いようです。
まとめ
アリクイとバク、アリクイとツチブタの違いについてみていきました。
- アリクイとバクはバクの方が大きい
- アリクイは口が長いがバクは鼻が長いのが特徴
- アリクイは動物食でアリを主食としているがバクは草食で草木や木の葉を食べる
- アリクイとツチブタはツチブタの方が大きい
- アリクイとツチブタはどちらも舌が長くアリ、シロアリを食べる
いかがでしたか?
簡単にではありますが違いをまとめていきました。
似ているところもあれば違ったところもあるということが分かったのではないでしょうか。