狼は身近にいる犬の祖先と言われています。
遺伝子の研究をしたところ、犬はハイイロオオカミであることが分かりました。
狼と犬が似ている理由が分かりましたね!
そんな狼は群れで暮らすことが多いようです。
どうして群れで暮らしているのでしょうか?
それでは今回は、狼が群れで暮らす役割についてご紹介します!
狼はどうして群れをつくるの!?その役割は?
狼は社会性の高い動物であり、オスとメスのペアを中心に平均で8頭~15頭の群れを作って生活しています。
それぞれの群れには縄張りがあり、これを「パック」と呼んでいるそうです。
中には、群れの仲間とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、群れのリーダーに敗れてしまった狼が単独で行動しているものもいるそうです。
この1匹で行動している狼はまさに「一匹オオカミ」ですね!
狼の群れ社会には人間に似た部分もあるようです!
狼の群れには順位制があり、普通だと繁殖ペアが一番上にきますが、順位交代もするそうです。
一番上からアルファ、ベータ、オメガと呼ぶそうです。
アルファはリーダーという訳ではないそうです。
行き先や行動、タイミングを選ぶ権利があるだけのようです。
多くのアルファは、オスが1匹メスが1匹のペアですが、片方が居なくなってしまっても他の地位に影響することはなくアルファはすぐに他の狼と繁殖するそうです。
通常子育てをするのはペアだけですが、食材をとってきたり成体まで育てるのは困難なので、パックが全員で狼の子供を育てるそうです。
その子供の狼が大人になると特にメスは群れに残り他の子どもの子育てを助けるそうです。
だいたいのオスは群れを離れてしまいます。
まとめ
今回は、狼は群れをつくるのにはどんな役割があるのかについてご紹介しました。
狼の群れはオスとメスのペアを中心に8頭~15頭ほどがおり、この群れをパックと呼んでいるそうです。
群れの上位からアルファ、ベータ、オメガと呼びます。
狼の群れでは子育てを手伝いながら行っているということがわかりました。
オスとメスだけのペアだけでは獲物を捕獲しながら子育てをするということは難しいため、群れで子供を子育てしているということがわかりました。
そして、子供が大きくなり大人になるとメスは群れに残り他の子どもの子育てをお手伝いするそうです。