尿の量の回数は、うさぎの飲水量に関係します。
うさぎの年齢、食生活、季節によっても変動があります。
飲水量は1日10ml~350ml・1日の尿量は1日平均130ml、2~8回です。
うさぎは元々夜行性で、夜中は活発に活動して、日中は排泄も少なくなります。
うさぎの年齢や水分摂取量で排尿量、排尿回数もそれによって左右されます。
水分は野菜を食べる場合も、その中に水分も含まれています。
うさぎの、尿の回数の減った時の原因や対策について調べて行きましょう。
うさぎの尿の回数が減る原因は?
うさぎは換毛の時期に食欲が減るので、水ものまなくなったりもします。
それにともなって、尿の量が少なくなったりもします。
従って、回数もへったりもします。
換毛があって尿の量や回数が減少してきたというならば、特に異常ではありません。
また、水のみ容器をかえると慣れていないので、新しい物が気に入らなくなってしまい、水入れを変えると水を飲まなくなったりすることもあります。
しかし、そういう場合は元使っていた物を使いましょう。
うさぎは、そういうところに敏感なようです。
野菜からも水分を食べる場合も、その中に水分も含まれています。
うさぎが門歯は発達し、一生伸び続けます。
かつては齧歯目に位置づけられていた。
なので、長くならないように絶えず柱等を噛んで歯を削っています。
ですので、門歯の観察も大切です。
なので、うさぎの尿の量の回数が減った時、具体的には1日に1回もないことが何日も続いている場合は、単に水分摂取のない場合もあるのです。
あるいは病気です。
水分の少ない餌をとってばかりいると、結石になりやすくなります。
尿の出も悪くなるわけです。
餌や水分量に注意して、カルシウムを多量に与えない様に心がけましょう。
うさぎの尿が少ないのはどうしてか?
うさぎの尿が少ないのは、餌に水分があまり含まれていない、もしくは水分を取らない場合です。
あとは、換毛の際には食欲も減って、水分摂取量もへりますが、その他行動に異常がないなら心配する必要はありません。
水分はとっているのに、1週間以上も尿量がそれにそぐわないとか、全く出ていないといった事があると、病気ということが考えられるので動物病院に連れていきましょう。
まとめ
うさぎの尿の量の回数が減った時の原因の対策ですが、まずその原因をまとめてみましょう。
- 水分、あるいは水分の少ない餌をとってしまい、尿量もしくは回数が減少している場合。
- 様子観察し、水分摂取を促します。
- 換毛の時期に食欲もへり、水分摂取が減少する場合→異常はないです。
- 水入れ容器を新しく交換した場合→元の物に取り換えます。
- 尿が1日に1回も出ない日が続く→病気が考えられるので病院に連れていきます。この際はカルシウムの多い餌を与えないよう注意する。