うさぎの体調不良でよくみられるのが下痢。
人間の下痢と違って、うさぎが下痢をしているときは内蔵に差し迫った異常があることがほとんどなので、急いで病院に連れていかなければならないとされています。
しかし、下痢をしているにもかかわらず、元気に走り回ってごはんをもりもり食べていたりすると、元気なのかそうでないのか、ちょっと判断がつきかねてしまいますよね。
今回は、うさぎが食欲があるのに下痢をしている場合、どんな病気が考えられるのか、病院に連れて行くべきなのか、などについて解説します。
うさぎの食欲はあるが下痢をしているときは?
うさぎが下痢をしているのに、いつものようにごはんを食べているときは、食べているもののバランスがとれていないことがあります。
野菜を多く与えすぎたり、えさの種類を変えたりしたときに、腸内細菌のバランスが崩れ、病原性細菌が増殖することにより下痢をおこすことがあるのです。
この場合、病院に連れていって、もらった薬を飲ませるとともに、食事内容を具合が悪くなる前のものに戻すことによって、胃腸の調子を整えてあげるとよいでしょう。
また、うさぎはストレスによって腸炎を起こし、下痢をします。
うさぎにとって何がストレスになるのかはさまざまで、飼い主のわたしたちが日ごろから注意深く見ていてあげなければ気づかないことが多いです。
最近何かストレスのきっかけになったことがなかったか、よく思い返してみて、その要因をとりのぞいてあげましょう。
どちらの場合も、いったん調子を崩すと、お医者さんの診断なしでは回復が難しいです。
うさぎが下痢をしたのに気がついたら、しばらく様子を見る、などといった悠長なことは考えずに、ひとまずは病院を受診するようにしましょう。
その結果、投薬をせずに様子を見ることもありますが、原因がわかるだけでも対策のしかたがぐっと違ってきます。
まとめ
うさぎが下痢をしているのに食欲があるとき考えられる病気と、その対策について解説しました。
おもに胃腸の動きがおかしくなっていることが多いので、内臓を冷やさないことも大切になってきます。
うさぎの様子をよく見てあげて、細かな変化に気づいてあげてくださいね。