イノシシは、抜群の跳躍力を持っていて、記憶力や模倣学習などの優れた知恵の持ち主であり、なかなかてごわそうな生き物です。

このてごわそうな、イノシシの対策について、考えてみましょう。

イノシシ 稲 被害 田んぼ 対策

イノシシが稲などに及ぼす被害について

イノシシによる、稲などの被害状況はと言うと、西日本で甚大になって来ています。

昔は、煮炊きするのはオクドサンで、お風呂も、どの家も皆、山から薪を荷車に積んで帰ってきて、家に蓄えて使用していました。

その為、山は皆が管理をしていて、とても登りやすかったです。

現在では、日常に薪を使用することは、殆どなくなり、山は荒れ放題になってしまいました。

イノシシも、山の中には食べ物がなくなり、里に下りて来てしまったのです。

それで、どんどんと被害が多くなって来たのです。

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イノシシから田んぼを守る対策方法は?

イノシシを人里に誘導しない様にする

イノシシにとってエサとなる、農作物の収穫の残りや廃棄果樹などを、田んぼの近くに放置することは、気づかないうちに餌付けをしていることと同じなのです。

埋めるなどしましょう。

出没させない環境整備をする

イノシシは用心深い動物です。

山と農地の間にある、体を寄せるようなしげみをなくすと、田んぼへの出没を減らせます。

柵で囲って進入禁止にする

金網柵や電気柵、トタン柵、ワイヤーメッシュ柵など、さまざまな柵があります。

設置場所に合わせて、適当に設置しましょう。

集落環境整備や防護柵、による対策も合わせて実施していきましょう。

まとめ

柵を設置しても効果がないとき、多くの場合、柵の選び方やちょっとしたコツが上手く出来ていないことが、原因となっています。

うまく設置しているか見直してみましょう。

設置したまま、何の管理もせずにずっと防げる柵はありません。

そして、イノシシに狙われているのは、田んぼの稲や畑の野菜だけではありません。

捨てられたり、肥料がわりに撒かれたりした“生ごみ”、間引きしたり、収穫時期を過ぎた“捨てられた野菜”もイノシシにとって、大変なごちそうです。

要するに、餌となりうるものは、きちんと処分して、イノシシにとっての里の魅力を下げていくことが大切です。

イノシシは田畑のすぐそばの森や藪、耕作放棄地、使わなくなった小屋などを隠れ屋にしています。

ひとつ、ひとつ無くして行きましょう。

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