ハリネズミを飼っていると、水飲みのお皿をひっくり返す子が多いのではないでしょうか?
手を水飲みの淵においてそのままひっくり返したり、夜中にちょっと興奮して鼻の先で押し付けながら、ひっくり返してみたり…。
よく犬猫用に給水ボトルがありますが、ハリネズミは使えないのでしょうか。
今回はハリネズミの給水ボトルの高さや、覚えてもらう方法について紹介します。
ハリネズミの給水ボトルの高さは?覚えてもらうには?
給水ボトルはハリネズミが生活している、ケージや水槽に取り付けますが、ハリネズミがいる面から5~7cm位の高さの所がよいようです。
でも、個体の大きさに差があるので、個体に合わせて設置して下さい。
問題はどうやって覚えてもらうかです。
これにも個体差があり、どうしても覚えない子もいるので、その場合は、残念ですがあきらめるしかありません。
無理に覚えさせようとすると、ハリネズミのストレスの原因になります。
ハリネズミは給水器を見てもなんだかわからないので、認識してもらう必要があります。
給水ボトルを設置せずに、ハリネズミの鼻先に給水ボトルを近づけて水を少し出します。
それで、興味を示さない場合は、ハリネズミの好きなミルクを給水器の先端につけてもう一度同じ事をしてみます。
給水器から、水が出ることを認識したら、次はケージなどに設置して、ハリネズミを給水器に近づけます。
その際、飼い主さんが給水器から水を少し出してから指につけて、ハリネズミの鼻先へ優しく水を付けてあげます。
高さは、その子に合った高さに調節してあげて下さい。
ただ、中には給水器の先を噛んでしまう子もいます。
いつまでたっても噛むのをやめない場合は、給水器を外してください。
給水器の飲み口は金属でできているのがほとんどなので、歯を悪くしてしまいます。
その場合は鳥用の水入れとして使われているお皿タイプの物があるので、そちらを使用するといいでしょう。
ただし、お皿タイプを使用した場合は、暑さや寒さなどの環境の問題や食事問題などのストレスが原因で、ハリネズミが水をのみすぎてしまう事もあるようです。
もし、食事をほとんど取らず、水を飲む量が増えているのがわかったら、体に異常あることもありますので、一度専門の獣医さんに診ていただいた方がよいでしょう。
まとめ
ハリネズミはお皿のタイプの水をひっくり返したりすることが多いようです。
その対策として、給水ボトルは最適なのですが、必ず全ての個体が覚えてくれるわけではないようです。
その場合は鳥用の給水皿が使えそうですが、どれくらい水をのんでいるかの管理は難しそうです。