オポッサムってどんな動物なのでしょうか?
オポッサムと一言にいっても実はとても幅広く、オポッサム目・オポッサム科に分類される70種類以上もの仲間をすべて指しています。
有袋類でネズミのように見える生き物で、基本的には夜行性、そして死んだふりもするのだそうですよ。
色々な種類がいるオポッサムですが、だいたいどのくらい生きるのでしょうか?
少し調べてみましたので、分かる種類をご紹介していきたいと思います。
オポッサムの寿命はどのくらい?
オポッサムの中でも、最も知名度が高いのはピグミーオポッサムではないでしょうか?
ピグミーオポッサムはオポッサムの中でもとても小さく可愛らしいので、ペットとしても最近とても人気があります。
体長は10cmほどしかなく、長い尻尾を含めても20㎝ほどの大きさです。
そんなピグミーオポッサムは野生では3-4年ほど、そして飼育環境下では5年くらい生きるようです。
アマゾン流域やブラジルなど温かい地域に住んでいるので、寒さには弱いようです。
では、キタオポッサムはどうでしょうか?
オポッサム科・オポッサム属に分類され、オポッサムの中では最大の大きさです。
尻尾を含めるとだいたい60-100cmほどで、野生では2-3年、そして飼育環境下では4-7年ほど生きると言われています。
キタオポッサムは北アメリカから南アメリカ大陸に生息しています。
次に、イタチオポッサムはイタチオポッサム属に分類され、南米に生息しています。
イタチのようにスリムな体つきのオポッサムで、体長は46-71cmほどなのですが、野生環境下での寿命の情報はありませんでした。
飼育個体だとだいたい3年くらいと、オポッサムの中でも寿命は短いようですね。
余談ですが、オポッサムは野生で危険に遭遇すると、死んだふりをするとご紹介しましたが、その死んだふりがかなり長く、1時間くらいできるのだそうですよ。
またその際に、種類によってはかなり強烈な悪臭を放つものもいるのだそうです。
こんな種類に遭遇してしまったら、敵もたじろいでしまうでしょうね。
まとめ
オポッサムの平均寿命についてはまだまだ情報が不十分なのですが、いくつかの種類についてご紹介してきました。
毛皮などに利用されることもあり、数も減ってきているとのことですが、飼育個体の方が長く生きる傾向であったことは少し喜ばしいことかもしれませんね。