昔からペットを家族として迎え入れるご家庭も多いですよね。
ペットではイヌやネコなどのメジャーな動物から、小鳥やハムスターなどの小動物も根強い人気ですが、オポッサムという動物は聞いたことありますか?
オポッサムは主にアメリカ大陸に生息している唯一の有袋類で、お腹のポケットに赤ちゃんを入れ、ある程度の大きさになるまではその中で育てます。
さらには授乳もポケット内で行うようですよ。
さて、そんなオポッサムはペットとして飼えるのでしょうか?
また飼えるとすれば、どのくらいの価格なのでしょうか?
少しまとめてみたいと思います。
オポッサムは日本でペットにできる?
オポッサムは日本でも飼育できます。
そうはいっても、まだペットショップでの流通はそんなに多くありません。
オポッサムの中で一番扱いが多いのが、ピグミーオポッサムという種類です。
驚くべきことに、このピグミーオポッサムは有袋類の中でも一番古く、しかも一番小さいとされている種類ですよ。
ピグミーオポッサムの大きさは身体部分が10cmほどしかありません。
長い尻尾を含めてもたった20㎝くらいにしかならないので、ハムスターをひとまわり大きくしたくらいの大きさでしょうか。
同じ有袋類でもカンガルーなどと比べれば、とても小さいということがお分かりいただけるでしょう。
オポッサムのペットとしての値段は?
先ほど少し触れましたが、人気が出ているもののオポッサム自体まだそんなにたくさん出回っているわけではありません。
そのため、価格もこのサイズの動物としてはかなりお高めです。
メジャーなピグミーオポッサムでも、流通量や時期などにより価格の幅が大きいです。
だいたい3万円から5万円の間くらいだそうです。
また、オポッサムは特定外来生物のリストに名前が載っていて、輸入には種類名証明書の添付が必要な生物とされています。
余談ですが、生息地のアメリカではかつてドブネズミの駆除を目的として大量にオポッサムが放たれたことがあるそうなのですが、オポッサムは生命力がたくましく、ゴミあさりをすることもあり、駆除対象となっている地域もあるそうです…
まとめ
オポッサムの日本での飼育、また価格などについて調べてきました。
まだまだ日本では個体数が少なく、ペットとして迎え入れるにはハードルが高いことが分かりました。
それでも運よく運命のオポッサムに出会えて飼育する場合には、最期まで責任をもって可愛がってあげてほしいと思います。