長崎のペンギン水族館はペンギンの種類が世界最多の、9種類が飼育展示されているそうです。
世界最多で9種類と言うのは、ちょっと少ないような感覚もあります。
そこでペンギンの種類が、世界中にいくつあるのかを調べる事にしました。
目次
ペンギンの種類や数はたくさんいる?
水族館のアイドルと言えば「ペンギン」と言うくらい、ペンギンは子供から大人まで多くの人に愛されています。
よちよち歩きの姿やちょっとした仕草に愛嬌があり、見ていて飽きることがありません。
そんなペンギンですが、日本の水族館では11種類を見ることができ、世界中には18種類いると言われています。
世界中で生息しているペンギンの種類は、それほど多くないことがわかります。
ペンギンは寒い南極で暮らすイメージがありますが、南極だけで暮らしているわけではありません。
南半球の広範囲に生息しているので、南アフリカのような気温の地域にもペンギンはいます。
ペンギンは世界中に18種類生息し、さらにそれは6つのグループに分けられます。
コウテイペンギン属
コウテイペンギンは、南極大陸に分布する最も大きいペンギンで、キングペンギンは南大西洋やインド洋の島に分布する2番目に大きいペンギンです。
アデリーペンギン属
アデリーペンギンは南極大陸に分布し、ジェンツーペンギンは亜南極の島々に分布します。
そしてヒゲペンギンは南大西洋に分布し、あごひげのような黒い羽毛のラインが一番の特徴です。
フンボルトペンギン属
ガラパゴスペンギンは、赤道直下のエクアドル・ガラパゴス諸島に分布します。
そしてケープペンギンは、アフリカ南部の沿岸域に分布します。
フンボルトペンギンはチリやペルーに分布し、乾燥した地域で生息できます。
最後のマゼランペンギンは、南アメリカ大陸に分布します。
マカロニペンギン属
フィヨルドランドペンギンは、ニュージーランドのフィヨルドランドからスチュアート島にかけて分布し、シュレーターペンギンは直立したトサカが特徴です。
そしてスネアーズペンギンは、スネアーズ諸島に分布する唯一のペンギンで、マカロニペンギンは目の上にオレンジ色の羽が後頭部に向かって伸びているのが特徴です。
他にもロイヤルペンギンやイワトビペンギンがいます。
キンメペンギン属
キンメペンギンはニュージーランドに分布し、絶滅危惧種に属しています。
コダカペンギン属
コダカペンギンは、一番小さいペンギンでオーストラリア南部とニュージーランド周辺の海に分布し、ハネジロペンギンはニュージーランド南東に分布します。
以上の18種類が世界に分布するペンギンです。
この中で日本の水族館で飼育されているペンギンは、全部で11種類います。
コウテイペンギン・キングペンギン・アデリーペンギン・ジェンツーペンギン・ヒゲペンギン・ケープペンギン・フンボルトペンギン・マゼランペンギン・マカロニペンギン・イワトビペンギン・コガタペンギンです。
まとめ
ペンギンはほとんどが南極に住んでいるイメージがありますが、反対に2種類以外のほとんどが南極とは別の場所に分布しています。
そして赤道直下の高温地域に生息するペンギンまでいます。
世界中に分布する18種類のペンギンのうち、11種類が日本で飼育されています。
全国の水族館を巡って、全種類のペンギンを見比べてみたいものです。