成虫はとてもかっこよくて人気の高いハンミョウですが、幼虫の頃はどのようなところで育っているのでしょうか?
幼虫がいる巣穴の特徴を知っておけば、幼虫のうちから飼育する事も可能です。
成虫になってから購入しようとすると結構な金額を払わなければならないので、ハンミョウの幼虫がどのような巣穴に生息しているのか知っておくと非常に良いです。
ハンミョウの幼虫はどんな穴に住んでいる?
ハンミョウの幼虫の巣穴の特徴ですが、あまり草が生えていないところに巣を作るのが最初のポイントです。
乾いてはいるものの少し湿り気のあるような地域に巣を作りやすいとされているので、池や川が近い地面では、巣穴を発見しやすくなります。
デコボコしているところよりもフラットになっているところを好むので、田んぼがたくさんある農道や、家の庭でも発見することができます。
直径にすると約4ミリ程度の穴ですから、注意して観察しないと見つけることはできません。
しかしアリなどの昆虫を餌にして成長する幼虫ですから、他の昆虫を見つけやすく感知しやすい場所に巣穴を作ります。
近くを歩いている昆虫の振動を感知して確保します。
そう考えてみると、だいたいどの辺を探してみたらよいかということがわかります。
巣穴に小石などを入れてみると投げ返すので、幼虫が生息しているかを確認することもできます。
ハンミョウの幼虫と巣穴 pic.twitter.com/NVFvSdvzIC
— しょーへー@餅鯰 (@1997_920) 2016年8月14日
まとめ
ハンミョウの幼虫の巣穴は思ったよりも身近なところで発見することができそうですね。
草むらの中に巣穴を作られると見つけるのは難しいですが、草が少ないところに作ってくれるというのは発見しやすくて好都合です。
直径4ミリぐらいの巣穴ということですが、ポイントを絞って探してみれば見つけることは不可能ではないでしょう。
幼虫から育ててみたいと考えている人にとっては、魅力的な情報ではないでしょうか。
それにしてもアリなどの歩いている振動を感知できるというのはすごい能力ですね。
ますますハンミョウへの好奇心がかきたてられるのではないでしょうか。
非常に面白い虫です。