動物園や水族館で人気のあるペンギン。
ペタペタと歩く姿はとても可愛らしいです。
そんなペンギンたちの赤ちゃんの頃は、どのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、ペンギンの赤ちゃんの大きさや色などの特徴についてご紹介します。
ペンギンの赤ちゃんの特徴は?
一口にペンギンと言っても、様々な種類がいるのをご存じですか?
南極大陸に住む皇帝ペンギン、あご紐に見える模様が特徴的なヒゲペンギン、冠羽が黄色で特徴的なイワトビペンギン、日本の水族館などでも多く見かけるフンボルトペンギンなどいろいろな種類がいます。
種類によって赤ちゃんの見た目や大きさも変わりますが、どのペンギンの赤ちゃんも親とは違う体色をしているのが特徴です。
また、親鳥はうろこ状の羽毛に覆われていますが、ヒナはモフモフの綿羽に覆われているのも特徴です。
この羽毛は、親鳥のように水をはじくことができないので、雨に濡れると凍えてしまうそうです。
ペンギンの赤ちゃんの大きさは?
ペンギンの赤ちゃんの大きさは、種類によってかなり差があります。
一番大きいペンギンであるコウテイペンギンは、100~130cmほどの大きさになりますが、その他の赤ちゃんの大きさは詳しく分かりませんでした。
ですが、卵の大きさが12cmほどなので、その中から生まれるとなると親鳥よりもかなり小さいことが分かります。
ペンギンの赤ちゃんの体重は?
ペンギンの赤ちゃんの体重も、種類によって差があります。
一番大きいコウテイペンギンは、成鳥になると28~45kgほどになるようですが、赤ちゃんの体重は270gくらいになるようです。
日本の水族館などでよく見かけるフンボルトペンギンの成長の体重は、3.5~4kgほどになりますが、赤ちゃんの体重は85gほどになるようです。
ペンギンの赤ちゃんの色は?
皆さんがテレビなどで見る機会の多いペンギンの赤ちゃんは、コウテイペンギンではないでしょうか?
コウテイペンギンの赤ちゃんは、ペンギンの中でも可愛らしく、頭からくちばしは黒色、お腹から背中にかけては灰色っぽい色、目の周りは白色になっています。
他の種類のペンギンはまた違った色をしており、キングペンギンの赤ちゃんは濃い茶色の羽毛に覆われています。
あご紐のような模様が特徴的なヒゲペンギンの赤ちゃんは、白銀一色でとてもきれいです。
フンボルトペンギンの赤ちゃんは、背中から頭にかけては濃いグレーで、お腹は薄いグレーをしています。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、ペンギンの赤ちゃんについてご紹介しました。
ペンギンと言っても種類がいろいろとあり、種類によって大きさや体重、色など特徴が違ってくるようです。
飼育数の多いフンボルトペンギンの赤ちゃんは、見る機会があるかもしれませんが、コウテイペンギンなどは繁殖例が少ないので、もし近くの水族館などでペンギンの赤ちゃんが生まれたというニュースがあったら、見に行ってみるといいかもしれません。