海外でペットとして飼われる事例も徐々に増えてきつつあり、人気を博しているアルマジロ。
最近では、日本でもアルマジロを飼うことができるという情報が広がり、動物園で観賞するだけでなく実際に、アルマジロを飼ってみたいと考えている方も多いのではないかと思います。
しかし、実はアルマジロの販売価格は約30万〜40万とされており、ペットとして人気な犬や猫と比べて、およそ3〜4倍のお値段がかかります。
更には、エサ代や飼育する環境を整える費用、維持費など追加でお金がかかり、経済的に余裕のある人でなくては飼うことが難しい動物の一種です。
さて、そんな日本では珍しいアルマジロですが、仮にペットとして飼う場合に気になるのは寿命ですよね。
果たしてアルマジロの寿命は他の哺乳類に比べて長いのか、短いのか。
今回はアルマジロの寿命について、詳しくご紹介していきたいと思います。
アルマジロをペットとして買った場合の寿命はどれくらい?
アルマジロの寿命は種類によっても多少違ってきます。
20種類ほどいるアルマジロですから、寿命にある程度の誤差があるのは当然ですね。
例えば、驚くとよくボールのように丸まることで有名な、マタコミツオビアルマジロの寿命は、飼育下で12~15年と言われています。
その他のアルマジロに関しても、平均で13年から15年の寿命年数に当てはまります。
犬の平均寿命が約13年、猫の平均寿命が約15年と言われていますので、寿命は犬や猫と同じくらいの年数と、考えていただければ良いと思います。
ただし、あくまで13年から15年というのは上手に飼育した時の場合です。
健康的に飼育してあげない場合には、約10年ほどにまで寿命が縮んでしまうことも考えられますので、注意して飼育を行う必要性があります。
とは言うものの、アルマジロの飼育はそれほど難しくないそうです。
一般的な乾燥系のトカゲと、同じような飼育方法で大丈夫なんだそうです。
まとめ
さて、今回はアルマジロをペットとして買った場合の、寿命についてご紹介してきました。
いかがでしたか?
アルマジロも、一般的な哺乳類の寿命とさほど変わりはないのですね。
また非常に希少性が高く、ワシントン条約にも記載されているような種類のアルマジロもいますので、仮に飼育することを考える場合は、大切に育ててあげられるようにしっかりとした心構えをもちましょう!