カモシカの足って見たことはありますか?
女性の足をカモシカの足と表現することもありますが、本当にカモシカの足って細いのでしょうか?
どんな足をしているのかも気になります!
山道を車で走っていると遭遇することもありますが、いくら大人しく見えても野生なので観察するのは怖いです!?
それでは今回は、カモシカの足は本当に細いのか、由来などについてご紹介します!
カモシカの足って太いの!?
よく長くスラっとした足を見ると「カモシカのような足」と表現する人も居ます!
しかし、実際のカモシカの足は丈夫でたくましく短し足をしています。
カモシカは山の中に生息していることが多く、崖を好み急斜面を上り下りすることがあります。
そのためには、太くて短い丈夫な脚が必要となります。
カモシカというと一般的には、ニホンカモシカのことを指しますが、海外の「タイワニカモシカ」と「スマトラカモシカ」の3種類を主にカモシカと呼ぶようです。
昔は、高い山に生息していましたが、天敵であるニホンオオカミが絶滅したことによって数が増え、低地にも生息するようになったそうです。
足が太いカモシカをどうして「カモシカのような足」と表現するようになったのかは、元々カモシカを「レイヨウ」と呼んでいたことが関係しているそうです。
漢字でカモシカを「羚羊」と書き、実はレイヨウも「羚羊」と書くことができます。
ウシ科のほとんどの種類を含めてレイヨウと呼び、どの種類も脚が細長く美しい容姿を持っています。
その美しい容姿が女性に例えられるようになったそうです。
それからは、「レイヨウのように美しい脚」と表現されるようになりましたが、日本ではカモシカと混称されたそうです。
昔は、カモシカとレイヨウは、同じような動物というイメージがありましたが、レイヨウもカモシカの報告が身近な動物だったため、「カモシカのような足」と表現されるようになったそうです。
まとめ
今回は、カモシカの足は太いのかについてご紹介しました。
スラっとした女性の足をカモシカの足に例える人も多いですが、実際のカモシカの足は太くて丈夫なようです。
カモシカは崖を好むため、急な斜面を上り下りしています。
そのため、短く、太く、丈夫な脚が必要となるようです。
元々カモシカのことを、レイヨウと呼んでいたそうです。
漢字でカモシカとレイヨウどちらも「羚羊」と書くようです。
そのため、昔は「レイヨウのように美しい脚」と表現されていましたが、日本ではカモシカもレイヨウと同じ動物という認識をしていたため、身近にいたカモシカを用いて表現されるようになったそうです。