満腹になるまで食べると、きっと幸せを感じるかもしれませんが、体にかかってしまう負担が大きいことは既にご存知かと思います。
私たち人間だけでなく、猿にとっても同じことなのです。
実は満腹になると、老化が進むのが早いことがわかってきているのです。
なぜ、満腹になると老けてしまうのか?
原因は何か気になりますよね。
満腹と老化、そしてその関係性について解説していきます!
猿が満腹になると老化が速くなる原因!その関係性は?
結論から述べると、食事制限せずに好きなだけ食べ物を食べてきた猿の方が、腹八分目に制限された猿に比べて短命であることがわかっています。
さらに、見た目も老けて見え、シワや脱毛の量も多くなるのです。
腹八分目まで制限された猿の肌はツヤもあり、みずみずしく若いです。
髪もフサフサです。
かなりの差ができるのですね。
腹八分目に食事することが、改めて重要であることがわかる結果となりました。
お腹いっぱいの状態は、かなり危険だということですね。
では、なぜお腹いっぱいになるまで食事をしてはいけないのでしょうか?
原因は「活性酸素」にあるのです。
この「活性酸素」は一体何をしてしまうのでしょうか?
実は、細胞の遺伝子に悪いダメージを与えていくのです。
そこで引き起こすのが「老化」「病気」と言われています。
病気は悪性新生物(がん)や、動脈硬化といった大きなものが多いとされています。
とっても怖いものだったのですね。
ですので、お腹はある程度空腹にしておかないといけないということです。
この空腹が、若さをいつまでも保つ鍵だったのです!
聞き慣れない名前ですが、「サーチュイン遺伝子」と呼ばれる遺伝子が存在します。
この遺伝子は、空腹時に活発に活動することが明らかになっており、満腹時には眠っているのだとか。
ですので、摂取カロリーを20%~30%ほど抑えることが、老化を進行させにくくするのに最も大事なのです!
猿において、このような結果が出ているので、私たち人間においてもまったく同じことが言えますよね。
満腹と老化は、密接なつながりがあること、その原因がもう医学的にも明らかとなっていることがわかりましたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猿も生き物ですから、お腹いっぱい食べたい気持ちがあるはずです。
でも、満腹状態が続いている場合と、腹八分目で制限している場合で、相当大きな見た目の差が出てくることがわかりましたね。
私たちも気をつけなくてはいけません。
今からでも、満腹になるまで食べるのは避けていきたいものです。